映画『フェイブルマンズ』は、スティーヴン・スピルバーグが、20世紀のアメリカの子ども時代をパーソナルな視点から深く掘り下げていく作品だ。スピルバーグ自身の子ども時代にインスパイアされており、初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になったサミー・フェイブルマン少年を主人公に、両親との葛藤や絆、そして様々な人々との出会いによって成長していきながら、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求める青春物語が紡がれる。
映画『フェイブルマンズ』は、監督をスティーヴン・スピルバーグが務め、脚本は『エンジェルス・イン・アメリカ』、ミュージカル「Caroline, or Change」などを手がけた劇作家トニー・クシュナーとスティーヴン・スピルバーグの共同脚本。第47回トロント国際映画祭にて最高賞である観客賞を受賞した他、第80回ゴールデングローブ賞にて作品賞(ドラマ部門)、監督賞を受賞しており、アカデミー賞の最有力候補として話題を呼ぶ。