第80回ゴールデングローブ賞(2023年)受賞作品が、日本時間2023年1月11日(水)に発表された。
ゴールデングローブ賞といえば“アカデミー賞の前哨戦”として位置づけられるビッグアワードだが、日本公開されるシアター作品の中では、スティーヴン・スピルバーグが監督を務める映画『フェイブルマンズ』がドラマ部門作品賞を受賞。また、コリン・ファレル主演×マーティン・マクドナー監督の映画『イニシェリン島の精霊』が、コメディ・ミュージカル部門作品賞に輝いた。
日本映画は、惜しくも受賞は逃したものの、アニメーション作品賞に湯浅政明監督の『犬王』がノミネートされた。実在の能楽師・犬王をモデルに、“能楽”をミュージカルアニメーション化した長編作品となっており、「女王蜂」のボーカル・アヴちゃんや森山未來が声優を務めている。
※受賞作品は、太文字&★が目印。
『フェイブルマンズ』★受賞
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
『エルヴィス』
『TAR/ター』
『トップガン マーヴェリック』
ケイト・ブランシェット『TAR/ター』★受賞
オリヴィア・コールマン『エンパイア・オブ・ライト』
ヴィオラ・デイヴィス『The Woman King』
アナ・デ・アルマス『ブロンド』
ミシェル・ウィリアムズ『フェイブルマンズ』
オースティン・バトラー『エルヴィス』★受賞
ブレンダン・フレイザー『The Whale』
ヒュー・ジャックマン『The Son』
ビル・ナイ『生きる LIVING』
ジェレミー・ポープ『The Inspection』
『イニシェリン島の精霊』★受賞
『バビロン』
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』
『逆転のトライアングル』
ミシェル・ヨー『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』★受賞
レスリー・マンヴィル『ミセス・ハリス、パリへ行く』
マーゴット・ロビー『バビロン』
アニャ・テイラー=ジョイ『ザ・メニュー』
エマ・トンプソン『Good Luck to You, Leo Grande』
コリン・ファレル『イニシェリン島の精霊』★受賞
ディエゴ・カルバ『バビロン』
ダニエル・クレイグ『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』
アダム・ドライバー『ホワイト・ノイズ』
レイフ・ファインズ『ザ・メニュー』
『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』★受賞
『犬王』
『マルセル 靴をはいた小さな貝』
『長ぐつをはいたネコと9つの命』
『私ときどきレッサーパンダ』