映画『フリークスアウト』が、2023年5月12日(金)より新宿バルト 9ほかにて公開される。
映画『フリークスアウト』は、ガブリエーレ・マイネッティが監督を務めるエンタテインメント作品。『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』が長編デビュー作ながら、イタリア本国アカデミー賞で7冠受賞の快挙を遂げるなど、注目を集めるガブリエーレ・マイネッティが今作で描くのは、「超人サーカス団 VS ナチス・ドイツ」による“異能力”バトル・エンタテインメントだ。各々が特殊能力を持つたった5人のサーカス団が、ナチス・ドイツ兵との激しい戦いに挑んでいく様が描かれる。
イスラエル
たった5人ながら、全員が特殊能力を持つ小さなサーカス団「メッツァ・ピオッタ」を率いるユダヤ人の団長。イタリア国内でもナチス・ドイツの影響が強まる中、戦火を逃がれ皆をアメリカへ脱出させようとするも、突然姿を消してしまう。
マティルデ
「メッツァ・ピオッタ」団員。光と電気を操る少女。失踪したイスラエルを探そうと奔走する。
チェンチオ
「メッツァ・ピオッタ」団員で、アルビノの虫使い。
フルヴィオ
「メッツァ・ピオッタ」団員。多毛症の怪力男。仕事を求めて団員とともにド派手なパフォーマンスが話題のベルリン・サーカス団を訪れるが……。
マリオ
「メッツァ・ピオッタ」団員。磁石人間の道化師。
フランツ
ナチス・ドイツの陽気な広告塔である「ベルリン・サーカス団」団長。裏でナチスを勝利に導く異能力者を探して人体実験を繰り返している。
映画『フリークスアウト』は、ワールドプレミアとなったヴェネツィア国際映画祭ではコンペティション部門に選出。また、ロッテルダム国際映画祭では観客賞を受賞した。また、本国アカデミー賞では16部門ノミネートのうち6部門を受賞したほか、これまで55の映画賞にノミネートされ34の賞を獲得するなど、注目を集めている。
“100リラ硬貨の半分”を意味するサーカス団「メッツァ・ピオッタ」は、各々が特殊能力を持つ超人集団。特殊な異能力を持つが故に世間に馴染めず、仲間同士で肩を寄せ合って生きてきた。しかし、ナチス・ドイツの影響が強まり、戦火を逃れようとする中で、ユダヤ人の団長イスラエルが突然姿を消してしまう。
団長を探し出そうとする一方で、仕事を求めてベルリン・サーカス団の門を叩く「メッツァ・ピオッタ」の団員達。しかし、ベルリン・サーカス団の団長フランツはナチスのために人体実験を繰り返す恐ろしい男だった。フランツとの出会いにより、「メッツァ・ピオッタ」サーカス団の仲間たちはナチス・ドイツ軍との壮絶な戦いに立ち向かうことに……。
【作品詳細】
映画『フリークスアウト』
原題:Freaks Out
公開日:2023年5月12日(金)
監督:ガブリエーレ・マイネッティ
脚本:ニコラ・グアリャノーネ、ガブリエーレ・マイネッティ
出演:クラウディオ・サンタマリア、アウロラ・ジョヴィナッツォ、ピエトロ・カステリット、ジャンカルロ・マルティーニ、ジョルジョ・ティラバッシ、フランツ・ロゴフスキ
配給:クロックワークス
2021年/イタリア・ベルギー/イタリア語・ドイツ語ほか/141分/字幕翻訳:髙橋彩/R15+