アルマーニ ジュニア2014-15秋冬コレクションの広告キャンペーンモデルに、10歳の女優のクヮヴェンジャネ・ウォレスが決定した。古典的なポートレイトの撮影法を用い、ステファノ・アザリオが撮影した広告ビジュアルは、キャンバス生地の背景に生き生きとしたクヮヴェンジャネの表情が写し出されている。
クヮヴェンジャネ・ウォレスと言えば、映画「ハッシュパピー〜バスタブ島の少女〜」で2013年アカデミー賞主演女優賞に最年少でノミネートされたことでも注目された人気子役。最近でも、2014年アカデミー賞の作品賞「それでも夜は明ける」に出演したり、Jay-ZとWil Smithがプロデューサーをつとめる、有名ミュージカルの映画版「アニー」(2014年、未公開)では主役を務めるなど、大きな成長をみせている。
そんな彼女に対して、デザイナーのジョルジオ・アルマーニは「彼女の優しさ、好奇心、そしてオープンな心に胸を打たれました ―それらはすべて私が大切にしているものだからです。そしてこれらの彼女らしさこそが、私がクヮヴェンジャネにアルマーニ ジュニアのニューフェイスとなってほしいと思った理由です」とコメント。
一方のクヮヴェンジャネも「アルマーニさんにアルマーニ ジュニアのアンバサダーに選んでいただき、とてもハッピーです。大きな映画の役をオーディションで勝ち取ったときと同様の喜びがありました。『私が選ばれたの? ワオ!』ってね。アルマーニさんにカスタムメイドで作っていただいたガウンでオスカーの舞台に立てたことも誇りに思っています。お姫様みたいな気持ちになったの。アルマーニ プリヴェのショーをニューヨークで見たときも、ドレスが本当に美しくて、お気に入りがたくさんありました」と喜びを語った。