今年で創刊77周年を迎えた資生堂の企業文化誌『花椿』。毎号ひとつのことばをテーマにビューティーやファッション、アート、カルチャーなど現代女性のうつくしく心豊かな生き方に寄与する情報を送っている。その『花椿』7、8月号はブラジルを舞台にしたスペシャル号だ。
ブラジルは、現在開催中のワールドカップと、2016年のリオオリンピックの舞台であり、いま世界で最も注目されている国のひとつ。日本ではサッカーやサンバ、ボサノヴァのイメージが強い国だが、他にも優れた建築や個性的なファッション、アートを生み出すカルチャー大国の顔も持つ。『花椿』では、ブラジルのトップクリエイター協力のもと、まだ、あまり知られていないブラジルのもう一つの顔を表現する。
その第一弾、7月号 のテーマ は “つくる”。巻頭特集では、“FREE AND OPEN SPACE Lina Bo Bardi -a great architect in Brazil-”と題して、サンパウロ美術館の建築などで世界的に知られ、今年生誕100年を迎える女性建築家のリナ・ボ・バルジを取り上げる。
その他にも短編小説「STORY」にブラジル人作家、ルイス・フェルナンド・ヴェリッシモの「鱒」を取り上げたり、好評連載・穂村弘の対談「Talk」のゲストに女優の二階堂ふみを迎えたりと、見所満載。
また本誌だけでなく、『花椿』ウェブサイトやスマートフォンに対応した『花椿』アプリを展開し、電子と紙媒体とが融合したコンテンツを随時提供しているので、そちらもチェックしてみて。
【雑誌情報】
「花椿」
発行日:毎月5日
配布場所:全国百貨店の資生堂カウンター、資生堂ギャラリーなど資生堂関連施設、代官山蔦屋書店、ナディッフなど一部書店、VACANTなどイベントスペース