渋谷の宮下公園が2020年7月より順次リニューアルし、公園×商業施設×ホテルが一体となった、渋谷の新たなランドマーク「ミヤシタパーク(MIYASHITA PARK)」が誕生。「ミヤシタパーク」内には、新たな商業施設「レイヤード ミヤシタパーク(RAYARD MIYASHITA PARK)」が開業している。
「ミヤシタパーク(MIYASHITA PARK)」は、全長約330mからなる“低層複合施設”。街区全体を4階建ての公園に見立て、どこにいても公園の心地よさを感じられる空間となっている。商業施設全体は、緑の天蓋で包まれ、自然の風と緑を感じられる設計。訪れるたびに新しいヒト・モノ・体験・文化に出会える場所を目指し、公園・商業施設・ホテル・駐車場を一体化させた。
位置するのは、渋谷駅周辺エリア・原宿・表参道エリアの中間地点。個性豊かなショップが並ぶキャットストリートにも近接し、若者を刺激するカルチャーが生まれる「渋谷」エリアの特性と、渋谷区立宮下公園が持つ開放的な雰囲気を融合する。また、旅行客が宿泊できるホテル「シークエンス ミヤシタパーク(sequence MIYASHITA PARK)」も有する。
「ミヤシタパーク」の目玉となる、公園と一体化した商業施設「レイヤード ミヤシタパーク」には、日本初出店7店舗、商業施設初出店32店舗を含む、約90店舗が出店。ファッション、カルチャー、マーケットストリート、カフェ・レストラン 、ナイトエンターテインメント、公園×コミュニティと大きく分けて6つのカテゴリーに分類されている。
商業施設「レイヤード ミヤシタパーク」は、大きく北街区と南街区に分かれている。
■北街区:明治通りの賑わいと繋がるアウトモール
原宿エリアやキャットストリートと繋がる北街区には、ファッションブランドを中心に揃えた。同時に、ホテルユースにも対応。
■南街区:マーケットをイメージしたインモール
カフェ・レストランなどフードショップが集合。また「ミヤシタパーク」のシンボルの一つともいえるエンタメスポット「渋谷横丁」も南街区に立地。2、3階には、公園のアクティビティと親和性の高いスポーツブランドやカルチャーブランドを配置する。
「レイヤード ミヤシタパーク」内、各カテゴリーごとの特徴や注目ショップをまとめて紹介。
北街区を中心に広がる「ファッション」カテゴリー。中でも注目は、ハイブランドの大型店舗だ。
ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の世界初メンズフラグシップショップは、宮下公園交差点の角、明治通り沿いにて店舗を構え、2フロアで構成される。プレタポルテ、レザーグッズ、シューズ、アクセサリー、サングラス、フレグランス、トラベルグッズ、ウォッチ&ファインジュエリーなど、メンズコレクションの全ラインナップを取り揃える。
ロニー・ファイグが手掛ける「KITH(キス)」初のインターナショナル旗艦店「KITH 東京ストア」にも注目。2フロア展開となる店内には、メンズ、レディス、キッズのオリジナルブランドと、フットウェアを展開する。
ウィンドウディスプレイに置かれた、Kithのカラーパレットで色付けされたナイキ エア フォース1(Nike Air Force 1)のカスタムアートのインスタレーションは、Kithがこれまで制作してきたナイキ エア ジョーダン(Nike Air Jordan)のモチーフに代わり創られた新シルエット。「KITH 東京ストア」はこれをディスプレイする世界初の店舖となる。
なお、路面に面したハイブランドの店舗として、その他、グッチ(GUCCI)・プラダ(PRADA)・バレンシアガ(BALENCIAGA)の路面店が出店している。
渋谷駅周辺、原宿、表参道から近いという立地を生かし、ファッション好きを刺激するショップも目白押し。