映画『蛇の道』が、2024年6月14日(金)より全国で公開される。監督は黒沢清、主演は柴咲コウ。
『蛇の道』は、1998年に劇場公開された巨匠・黒沢清による傑作サスペンス。2024年、黒沢初の試みとなるセルフリメイク作品として、完全版“リベンジ・サスペンス”となって蘇る。
映画『蛇の道』は、フランスの映画制作会社のシネフランス・スタジオ(CINEFRANCE STUDIOS)とKADOKAWAによる日仏共同製作の作品に。オールフランスロケ、フランス語にて撮影された。
主演を務めるのは、『君たちはどう生きるか』や『ミステリと言う勿れ』に出演したほか、アーティストしての活動も盛んな柴咲コウ。他⼈の復讐に協⼒する謎に包まれた心療内科医・新島小夜子(さよこ)を演じる。
主人公・新島小夜子…柴咲コウ
謎に包まれたパリ在住の心療内科医。アルベールと共に真相を追い続け、事件にある財団が関わっていることを知った2人は徹底的復讐を開始。劇中には財団の関係者たちを次々と拉致監禁し、 拷問するシーンも登場する。
アルベール…ダミアン・ボナール
殺された娘の復讐に燃える男。2020年公開の『レ・ミゼラブル』で主演を務めたダミアン・ボナールが演じる。
吉村…西島秀俊
心療内科医として働く小夜子の元に通う患者。
宗一郎…青木崇高
小夜子の夫。パリに住む小夜子にオンラインを通して連絡するが、夫婦の溝は深い。
本編映像では、アルベールと小夜子が財団の関係者を拉致し、追手から逃げる迫力のチェイスシーンが公開。本作のメインビジュアルにもなっている象徴的なこのシーンは、銃を持った追手が迫る中、袋を手にした2人が一目散に森を駆け抜ける姿を映し出している。やがて止めていた車に戻り「やったな」と話すアルベールと「急いで」とせかす小夜子。人が入った袋をトランクに積んだ車を発車させ、道を行く二人の先に待ち受ける未来とはー。
何者かによって8歳の愛娘を殺された⽗、アルベール・バシュレ。偶然出会った心療内科医の新島⼩夜⼦の協⼒を得て、犯⼈を突き⽌め復讐することを⽣きがいに、殺意を燃やす。“誰に、なぜ、娘は殺されたのか”。とある財団の関係者たちを2⼈で拉致していく中で、次第に明らかになっていく真相。“必ずこの⼿で犯⼈に報いを̶̶”その先に待っているのは、⼈の道か、蛇の道か。
【作品詳細】
映画『蛇の道』
公開日:2024年6月14日(金)
監督・脚本:黒沢清
出演:柴咲コウ、ダミアン・ボナール、マチュー・アマルリック、グレゴワール・コラン、西島秀俊、ヴィマラ・ポンス、スリマヌ・ダジ、青木崇高
原案:『蛇の道』(1998年大映作品)