9月17日、2011年春夏シーズンのロンドン・ファッション・ウィーク(LFW)がスタートした。
ファッション・ウィークは9月9日に始まったニューヨークに続き、ロンドン、ミラノ、パリ、東京と続くコレクション・サーキットの2番目に行われる。LFW自体はウィメンズが21日まで、メンズが22日まで開催される予定。
初日の17日はキャリア30年超のロンドン・ファッション界の大御所、ポール コステロ(Paul Costelloe)のショーに始まり、同じくベテランのキャロライン・チャールズ(Caroline Charles)、2009年のFashion Fringe優勝の若手デザイナー・デュオのジーナ テオ(Jena Theo)、美人双子姉妹による注目ブランドのフェルダー フェルダー(Felder Felder)など、ベテランから若手までがバラエティに富むショーを見せた。
前日の16日夜にはメイン会場となるサマーセット・ハウス(Somerset House)でオープニング・パーティーが開催された。ハロルド・ティルマンBFC会長やバーバリー(Burberry)チーフ・クリエイティブ・オフィサーのクリストファー・ベイリー(Christpher Bailey)など、英国ファッション界のVIPも多数姿を見せた。
LFWでは、トップショップ(TOPSHOP)がスポンサーをするNEWGENや、才能ある若手にショーやプレゼンテーションをサポートするFashion Fringeなど若手への支援が充実しており、将来を担う新しい才能を発掘する場として常に注目を集めている。最近ではジャイルズ・ディーコン(Giles Deacon)、クリストファー・ケイン(Christopher Kane)、ガレス・ピュー(Gareth Pugh)など、強烈な個性あふれるデザイナーを多数輩出している。