東京・上野の東京藝術大学大学美術館で開催される展覧会「相国寺展—金閣・銀閣 鳳凰がみつめた美の歴史」では、相国寺、鹿苑寺や慈照寺に伝えられてきた名品を紹介。雪舟や狩野探幽、伊藤若冲など、国宝・重要文化財を40件以上含む作品を公開する。
相国寺承天閣美術館開館40周年記念
展覧会「相国寺展—金閣・銀閣 鳳凰がみつめた美の歴史」
会期:2025年3月29日(土)~5月25日(日)
会場:東京藝術大学大学美術館(東京都台東区上野公園12-8)
観覧料:一般 2,000円、高校・大学生 1,200円
東京の文化学園服飾博物館で開催される展覧会「どうしてなんだか似てる服」では、形や模様の類似性に着目しつつ、世界各地の衣服を紹介。同館の所蔵品のなかから約30か国の服や染織品を取り上げつつ、形や模様の共通性や理由、互いの地域の影響など、人々が衣服に込めた想いや意味を探ってゆく。
「どうしてなんだか似てる服」
会期:2025年4月3日(木)~6月21日(土)
会場:文化学園服飾博物館(東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 1F)
入館料:一般 1,000円、学生 500円
東京・六本木の泉屋博古館東京で開催される企画展「ライトアップ木島櫻谷II ーおうこくの線をさがしに 併設四季連作屏風」は、近代京都画壇を代表する日本画家・木島櫻谷の展覧会。4双の金屏風「四季連作屏風」を全点公開するとともに、櫻谷の人物表現にも光をあてる。
「ライトアップ木島櫻谷II ーおうこくの線をさがしに 併設四季連作屏風」
会期:2025年4月5日(土)〜5月18日(日)
会場:泉屋博古館東京(東京都港区六本木1-5-1)
入館料:一般 1,200円、学生 600円
東京ステーションギャラリーで開催される展覧会「タピオ・ヴィルカラ 世界の果て」は、フィンランドデザインの三巨匠のひとり、タピオ・ヴィルカラの日本初となる大規模個展。ガラス製プロダクトをはじめ、木の彫刻やオブジェなど約300点が集結するほか、写真やドローイングなども展示する。
「タピオ・ヴィルカラ 世界の果て」
会期:2025年4月5日(土)~6月15日(日)
会場:東京ステーションギャラリー(東京都千代田区丸の内1-9-1)
観覧料:一般 1,500円、高校・大学生 1,300円
東京・丸の内の静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)で開催される展覧会「黒の奇跡・曜変天目の秘密」では、国宝《曜変天目(稲葉天目)》を筆頭に、静嘉堂が所蔵する中国の茶碗を一挙公開。また、黒い色彩の工芸をテーマに、刀剣や鉄鐔といった「黒鉄(くろがね)」と呼ばれる鉄の工芸品、「漆黒」の漆芸品も展示する。
「黒の奇跡・曜変天目の秘密」
会期:2025年4月5日(土)~6月22日(日)
会場:静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)(東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館 1F)
入館料:一般 1,500円、高校・大学生 1,000円
東京のパナソニック汐留美術館で開催される展覧会「PARALLEL MODE:オディロン・ルドンー光の夢、影の輝き」では、オディロン・ルドンの最初期から最晩年までの画業を紹介。世界有数のルドン・コレクションを誇る岐阜県美術館の所蔵品を軸に、約110点の木炭画、版画、パステル画、油彩画などを通して、ルドンの創作の全容に光をあてる。
「PARALLEL MODE:オディロン・ルドンー光の夢、影の輝き」
会期:2025年4月12日(土)~6月22日(日)
会場:パナソニック汐留美術館(東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル 4F)
入館料:一般 1,300円、高校・大学生 800円 ほか
東京国立博物館 平成館で開催される特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」は、喜多川歌麿や東洲斎写楽といった浮世絵師を見出した出版業者・蔦屋重三郎に着目しつつ、江戸の文化を紹介する展覧会。重要文化財の写楽筆《三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛》、歌麿筆《婦女人相十品 ポッピンを吹く娘》など、浮世絵の名品を一堂に集めて公開する。
「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」
会期:2025年4月22日(火)〜6月15日(日)
会場:東京国立博物館 平成館(東京都台東区上野公園13-9)
東京都現代美術館では、日本を代表する造形作家・岡﨑乾二郎の大規模な展覧会を東京初開催。岡﨑が大きな転換を果たした2021年以降の新作を軸に、過去の代表作を網羅しつつ、その活動を紹介する。
岡﨑乾二郎
会期:2025年4月29日(火・祝)〜7月21日(月・祝)
会場:東京都現代美術館(東京都江東区三好4-1-1)
東京・丸の内の三菱一号館美術館では、展覧会「オランジュリー美術館 オルセー美術館 コレクションより ルノワール×セザンヌ —モダンを拓いた2人の巨匠」を開催。印象派のピエール=オーギュスト・ルノワールと、ポスト印象派のポール・セザンヌの代表作約50点を通して、モダン・アートの原点に光をあててゆく。
「オランジュリー美術館 オルセー美術館 コレクションより ルノワール×セザンヌ —モダンを拓いた2人の巨匠」
会期:2025年5月29日(木)〜9月7日(日)
会場:三菱一号館美術館(東京都千代田区丸の内2-6-2)
東京・上野の国立西洋美術館で開催される企画展「スウェーデン国立美術館 素描コレクション展—ルネサンスからバロックまで」は、素描作品に着目する展覧会。世界最高峰であるスウェーデン国立美術館の素描コレクションより、アルブレヒト・デューラー、ピーテル・パウル・ルーベンスやレンブラント・ファン・レインなど、素描の名品を公開する。
「スウェーデン国立美術館 素描コレクション展—ルネサンスからバロックまで」
会期:2025年7月1日(火)〜9月28日(日)
会場:国立西洋美術館(東京都台東区上野公園7-7)
東京・六本木の森美術館で開催される展覧会「藤本壮介の建築:原初・未来・森」は、建築家・藤本壮介の初となる大規模個展。活動初期から現在のプロジェクトまで、藤本の活動を網羅的に紹介する本展では、模型や設計図面、竣工写真を展示するばかりでなく、藤本が四半世紀にわたって手がけてきたプロジェクトを紹介する大型インスタレーション《模型の森》も展開する。
「藤本壮介の建築:原初・未来・森」
会期:2025年7月2日(水)~11月9日(日) 会期中無休
会場:森美術館(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F)
観覧料
・平日=一般 2,300円、高校・大学生 1,400円 ほか
・土日休日=一般 2,500円、高校・大学生 1,500円 ほか
東京・渋谷のヒカリエホールで開催される展覧会「レオ・レオーニの絵本づくり」(仮称)は、『スイミー』や『フレデリック』などの絵本で知られるレオ・レオーニの絵本づくりに着目。板橋区立美術館を皮切りに開催される「レオ・レオーニと仲間たち」展の絵本セクションを中心に、新たに映像などを追加して再構成した内容となる。
「レオ・レオーニの絵本づくり」(仮称)
会期(予定):2025年7月5日(土)〜8月27日(水)
会場:ヒカリエホール(東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 9F)
東京都現代美術館で開催される企画展「笹本晃 ラボラトリー」は、造形とパフォーマンスの関係を探ってきたアーティスト・笹本晃の展覧会。初期の代表作から最新作まで、その独自の実践をたどってゆく。
「笹本晃 ラボラトリー」
会期:2025年8月23日(土)〜11月24日(月・祝)
会場:東京都現代美術館(東京都江東区三好4-1-1)
東京・六本木の泉屋博古館東京で開催される特別展「現代マイセンの磁器芸術 —巨匠ハインツ・ヴェルナーの描いた物語(メルヘン)—(仮)」は、ヨーロッパを代表する名窯・マイセンのうち、1960年以降の「現代マイセン」に着目する展覧会。「サマーナイト」や「アラビアンナイト」などのシリーズを手がけた巨匠、ハインツ・ヴェルナーの作品を軸に紹介する。
「現代マイセンの磁器芸術 —巨匠ハインツ・ヴェルナーの描いた物語(メルヘン)—(仮)」
会期:2025年8月30日(土)〜11月3日(月・祝)
会場:泉屋博古館東京(東京都港区六本木1-5-1)
入館料:一般 1,500円、学生 800円
東京国立博物館で開催される特別展「運慶 祈りの空間—興福寺北円堂」は、奈良・興福寺に伝わる運慶の仏像を紹介する展覧会。国宝である弥勒如来坐像と無著・世親菩薩立像を約60年ぶりに寺外公開するほか、四天王立像も展示する。
「運慶 祈りの空間—興福寺北円堂」
会期:2025年9月9日(火)~11月30日(日)
会場:東京国立博物館 本館(東京都台東区上野公園13-9)
東京・丸の内の三菱一号館美術館で開催される展覧会「アール・デコとモード 京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に」では、アール・デコのファッションに着目。世界的な服飾コレクションを誇る京都服飾文化研究財団(KCI)のコレクションから、選りすぐりの服飾作品約60点を公開する。
「アール・デコとモード 京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に」
会期:2025年10月11日(土)〜2026年1月25日(日)
会場:三菱一号館美術館(東京都千代田区丸の内2-6-2)
東京・上野の国立西洋美術館で開催される「オルセー美術館所蔵 印象派—室内をめぐる物語」は、「室内」に着目しつつ、印象派の画家の関心や表現を紹介する展覧会。パリのオルセー美術館の所蔵作品68点を中心に、クロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワールなど、約100点の作品を展示する。
「オルセー美術館所蔵 印象派—室内をめぐる物語」
会期:2025年10月25日(土)〜2026年2月15日(日)
会場:国立西洋美術館(東京都台東区上野公園7-7)