東京国立博物館 平成館で開催される特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」は、喜多川歌麿や東洲斎写楽といった浮世絵師を見出した出版業者・蔦屋重三郎に着目しつつ、江戸の文化を紹介する展覧会。重要文化財の写楽筆《三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛》、歌麿筆《婦女人相十品 ポッピンを吹く娘》など、浮世絵の名品を一堂に集めて公開する。
「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」
会期:2025年4月22日(火)〜6月15日(日)
会場:東京国立博物館 平成館(東京都台東区上野公園13-9)
東京・丸の内の三菱一号館美術館では、展覧会「オランジュリー美術館 オルセー美術館 コレクションより ルノワール×セザンヌ —モダンを拓いた2人の巨匠」を開催。印象派のピエール=オーギュスト・ルノワールと、ポスト印象派のポール・セザンヌの代表作約50点を通して、モダン・アートの原点に光をあててゆく。
「オランジュリー美術館 オルセー美術館 コレクションより ルノワール×セザンヌ —モダンを拓いた2人の巨匠」
会期:2025年5月29日(木)〜9月7日(日)
会場:三菱一号館美術館(東京都千代田区丸の内2-6-2)
東京・渋谷のヒカリエホールで開催される展覧会「レオ・レオーニの絵本づくり」(仮称)は、『スイミー』や『フレデリック』などの絵本で知られるレオ・レオーニの絵本づくりに着目。板橋区立美術館を皮切りに開催される「レオ・レオーニと仲間たち」展の絵本セクションを中心に、新たに映像などを追加して再構成した内容となる。
「レオ・レオーニの絵本づくり」(仮称)
会期(予定):2025年7月5日(土)〜8月27日(水)
会場:ヒカリエホール(東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 9F)
東京・六本木の泉屋博古館東京で開催される特別展「現代マイセンの磁器芸術 —巨匠ハインツ・ヴェルナーの描いた物語(メルヘン)—(仮)」は、ヨーロッパを代表する名窯・マイセンのうち、1960年以降の「現代マイセン」に着目する展覧会。「サマーナイト」や「アラビアンナイト」などのシリーズを手がけた巨匠、ハインツ・ヴェルナーの作品を軸に紹介する。
「現代マイセンの磁器芸術 —巨匠ハインツ・ヴェルナーの描いた物語(メルヘン)—(仮)」
会期:2025年8月30日(土)〜11月3日(月・祝)
会場:泉屋博古館東京(東京都港区六本木1-5-1)
入館料:一般 1,500円、学生 800円
東京国立博物館で開催される特別展「運慶 祈りの空間—興福寺北円堂」は、奈良・興福寺に伝わる運慶の仏像を紹介する展覧会。国宝である弥勒如来坐像と無著・世親菩薩立像を約60年ぶりに寺外公開するほか、四天王立像も展示する。
「運慶 祈りの空間—興福寺北円堂」
会期:2025年9月9日(火)~11月30日(日)
会場:東京国立博物館 本館(東京都台東区上野公園13-9)
東京・上野の国立西洋美術館で開催される「オルセー美術館所蔵 印象派—室内をめぐる物語」は、「室内」に着目しつつ、印象派の画家の関心や表現を紹介する展覧会。パリのオルセー美術館の所蔵作品68点を中心に、クロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワールなど、約100点の作品を展示する。
「オルセー美術館所蔵 印象派—室内をめぐる物語」
会期:2025年10月25日(土)〜2026年2月15日(日)
会場:国立西洋美術館(東京都台東区上野公園7-7)