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「ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト」森アーツセンターギャラリー

《神官ホル(ホルス)のカルトナージュとミイラ》(部分) 前760-前558年頃
ブルックリン博物館蔵 Photo: Brooklyn Museum
《神官ホル(ホルス)のカルトナージュとミイラ》(部分) 前760-前558年頃
ブルックリン博物館蔵 Photo: Brooklyn Museum

東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催される「ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト」は、アメリカのブルックリン博物館が誇る古代エジプトコレクションを紹介する展覧会。人間やネコのミイラ、棺、宝飾品、彫刻など、約150点の遺物を公開する。

「ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト」
会期:2025年1月25日(土)~4月6日(日)
会場:森アーツセンターギャラリー(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52F)
観覧料:当日券(平日料金/土日祝日料金) 一般・大学生・専門学生 2,500円/2,600円、中学・高校生 1,800円/1,900円 ほか

「武士の姿・武士の魂」大倉集古館

重要文化財 前田青邨 《洞窟の頼朝》 昭和4年(1929年) 大倉集古館蔵
© Y.MAEDA & JASPAR, Tokyo, 2024 E5810
重要文化財 前田青邨 《洞窟の頼朝》 昭和4年(1929年) 大倉集古館蔵
© Y.MAEDA & JASPAR, Tokyo, 2024 E5810

東京・虎ノ門の大倉集古館で開催される企画展「武士の姿・武士の魂」は、武士の姿やその力を表現した作品約40件を紹介する展覧会。重要文化財である前田青邨《洞窟の頼朝》や安田靫彦《黄瀬川陣》といった武士を描いた日本画、刀剣に加えて、権力や武力を象徴する鷹図にも光をあてる。

「武士の姿・武士の魂」
会期:2025年1月28日(火)~3月23日(日)
会場:大倉集古館(東京都港区虎ノ門2-10-3 オークラ東京前)
観覧料:一般 1,000円、高校・大学生 800円

恵比寿映像祭2025「Docs —これはイメージです—」東京都写真美術館ほか

[参考図版] トニー・コークス インスタレーション風景(Dia Bridgehampton、ニューヨーク) 2023-24年
Courtesy the artist, Dia Art Foundation, New York, and Greene Naftali, New York.
Photo: Bill Jacobson Studio, New York
[参考図版] トニー・コークス インスタレーション風景(Dia Bridgehampton、ニューヨーク) 2023-24年
Courtesy the artist, Dia Art Foundation, New York, and Greene Naftali, New York.
Photo: Bill Jacobson Studio, New York

東京都写真美術館をはじめとする各所では、恵比寿映像祭2025「Docs —これはイメージです—」を開催。「ドキュメント/ドキュメンタリー」を再考する今回は、トニー・コークスによる日本初公開作品や、劉玗(リウユー)によるヴィデオと空間インスタレーション作品など、19世紀から現代にいたる多様な映像表現を紹介する。

総合開館30周年記念 恵比寿映像祭2025「Docs —これはイメージです—」
会期:2025年1月31日(金)~2月16日(日)
会場:東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス 各所、地域連携各所 ほか

2025年2月に始まる展覧会

「生誕190年記念 豊原国周」太田記念美術館

豊原国周 《きられ与三郎 薪水》
太田記念美術館蔵 [前期展示]
豊原国周 《きられ与三郎 薪水》
太田記念美術館蔵 [前期展示]

東京・原宿の太田記念美術館で開催される展覧会「生誕190年記念 豊原国周」は、幕末から明治時代にかけて、役者絵の第一人者として活躍した豊原国周の、過去最大級となる回顧展。代表作「具足屋版役者大首絵」シリーズ12点を一挙公開するほか、美人画、貴重な肉筆画など、初期から晩年にいたる作品約210点を紹介する。

「生誕190年記念 豊原国周」
会期:2025年2月1日(土)〜3月26日(水) 前後期で全点展示替え
会場:太田記念美術館((東京都渋谷区神宮前1-10-10)
入館料:一般 1,200円、高校・大学生 800円

「中世の華・黄金テンペラ画 — 石原靖夫の復元模写 チェンニーノ・チェンニーニ『絵画術の書』を巡る旅」目黒区美術館

石原靖夫 復元模写 《シモーネ・マルティーニ《受胎告知》》 1972-78年
卵黄テンペラ、金箔・板 226.0×171.0×11.5cm 金沢美術工芸大学
(原画 1333年、ウフィツィ美術館蔵) 撮影:歌田眞介、1978年
石原靖夫 復元模写 《シモーネ・マルティーニ《受胎告知》》 1972-78年
卵黄テンペラ、金箔・板 226.0×171.0×11.5cm 金沢美術工芸大学
(原画 1333年、ウフィツィ美術館蔵) 撮影:歌田眞介、1978年

東京の目黒区美術館で開催される展覧会「中世の華・黄金テンペラ画 — 石原靖夫の復元模写 チェンニーノ・チェンニーニ『絵画術の書』を巡る旅」では、ヨーロッパ中世美術の華とも言える、黄金背景のテンペラ画に着目。ゴシック期イタリアの画家シモーネ・マルティーニによるテンペラ画《受胎告知》の復元模写の大作を展示するとともに、中世のテンペラ画の技法にも光をあてる。

「中世の華・黄金テンペラ画 — 石原靖夫の復元模写 チェンニーノ・チェンニーニ『絵画術の書』を巡る旅」
会期:2025年2月15日(土)〜3月23日(日)
会場:目黒区美術館(東京都目黒区目黒2-4-36)
観覧料:一般 900円、高校生・大学生・65歳以上 700円 ほか

「没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ」サントリー美術館

エミール・ガレ 《脚付杯「蜻蛉」》 1903-04年 サントリー美術館
エミール・ガレ 《脚付杯「蜻蛉」》 1903-04年 サントリー美術館

東京・六本木のサントリー美術館で開催される展覧会「没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ」では、アール・ヌーヴォーを代表する工芸家エミール・ガレと、パリの関係に着目。ガレの名声を築き上げたパリ万国博覧会の出品作や、初公開となるサントリー美術館収蔵の資料など、110件の作品や資料を紹介する。

「没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ」
会期:2025年2月15日(土)〜4月13日(日)
会場:サントリー美術館(東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3F)
入館料:一般 1,700円、高校・大学生 1,000円

「異端の奇才——ビアズリー」三菱一号館美術館

「異端の奇才——ビアズリー」三菱一号館美術館
オーブリー・ビアズリー 《クライマックス》 1893年(原画)
ライン・ブロック ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館
© Victoria and Albert Museum, London

東京・丸の内の三菱一号館美術館で開催される展覧会「異端の奇才——ビアズリー」は、19世紀末イギリスの版画家オーブリー・ビアズリーの大回顧展。イギリス・ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)との共同企画による本展では、オスカー・ワイルド著『サロメ』をはじめ、初期から晩年までの挿絵やポスターなど約220点を紹介する。

「異端の奇才——ビアズリー」
会期:2025年2月15日(土)~5月11日(日)
会場:三菱一号館美術館(東京都千代田区丸の内2-6-2)
観覧料:一般 2,300円、大学生 1,300円 ほか

「武家の正統 片桐石州の茶」根津美術館

《尻膨茶入 銘 夜舟》 瀬戸 日本・桃山-江戸時代 16-17世紀 根津美術館蔵
《尻膨茶入 銘 夜舟》(仕覆6点のうちの4点) 瀬戸 日本・桃山-江戸時代 16-17世紀 根津美術館蔵

東京・南青山の根津美術館で開催される特別展「武家の正統 片桐石州の茶」は、大名茶人・片桐石州を大きく取り上げる、初の展覧会。江戸時代に武家を中心に広まった茶道・石州流の祖である石州の足跡を、茶道具やゆかりの品々を通して紹介する。

「武家の正統 片桐石州の茶」
会期:2025年2月22日(土)~3月30日(日)
会場:根津美術館(東京都港区南青山6‐5‐1)
入館料:一般 1,500円、学生 1,200円

「開館50周年記念 1975 甦る 新橋 松岡美術館 —大観・松園・東洋陶磁—」松岡美術館

横山大観 《梅花》 昭和4年(1929年) [前期展示]
横山大観 《梅花》 昭和4年(1929年) [前期展示]

東京・白金台の松岡美術館では、企画展「開館50周年記念 1975 甦る 新橋 松岡美術館 —大観・松園・東洋陶磁—」を開催。中国陶磁の名品《青花龍唐草文天球瓶》と《青花双鳳草虫図八角瓶》を3年ぶりに同時公開するほか、東洋陶磁の名品、横山大観《梅花》や上村松園《春宵》といった日本画作品などを展示する。

「開館50周年記念 1975 甦る 新橋 松岡美術館 —大観・松園・東洋陶磁—」
会期:2025年2月25日(火)〜6月1日(日)
会場:松岡美術館(東京都港区白金台5-12-6)
入館料:一般 1,400円、25歳以下 700円

「総合開館30周年記念 鷹野隆大 カスババ ーこの日常を生きのびるためにー」東京都写真美術館

鷹野隆大 《2002.09.08.M.#b08》 「立ち上がれキクオ」より 2002年
©Takano Ryudai, Courtesy of Yumiko Chiba Associates
鷹野隆大 《2002.09.08.M.#b08》 「立ち上がれキクオ」より 2002年
©Takano Ryudai, Courtesy of Yumiko Chiba Associates

東京都写真美術館で開催される展覧会「総合開館30周年記念 鷹野隆大 カスババ ーこの日常を生きのびるためにー」は、セクシュアリティをテーマとする作品を発表する一方、日常のスナップショットの撮影を続けてきた鷹野隆大を紹介。日常をテーマとしたスナップショットシリーズを軸に、初公開作品を含む約120点を紹介する。

「総合開館30周年記念 鷹野隆大 カスババ ーこの日常を生きのびるためにー」
会期:2025年2月27日(木)~6月8日(日)
会場:東京都写真美術館(東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)
観覧料:一般 700円、学生 560円

2025年3月に始まる展覧会

「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」アーティゾン美術館

人形劇『鹿の王』のための人形の前のゾフィー・トイバーとジャン・アルプ 1918年 チューリッヒ
人形劇『鹿の王』のための人形の前のゾフィー・トイバーとジャン・アルプ 1918年 チューリッヒ

東京のアーティゾン美術館で開催される展覧会「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」は、20世紀前半に活躍したアーティスト・カップル、ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプの二人展。約100点の作品を紹介する本展では、ふたりの個々の活動ばかりでなく、互いの影響やデュオとしての協働制作にも着目し、夫妻という関係性の創作の可能性を再考する。

「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」
会期:2025年3月1日(土)〜6月1日(日)
会場:アーティゾン美術館(東京都中央区京橋1-7-2)
観覧料:ウェブ予約チケット 1,800円、窓口販売チケット 2,000円

「硲伊之助展」アーティゾン美術館

硲伊之助 《燈下》 昭和16年(1941年) 硲伊之助美術館
硲伊之助 《燈下》 昭和16年(1941年) 油彩・カンヴァス 硲伊之助美術館

東京のアーティゾン美術館で開催される展覧会「硲伊之助展」は、若くして洋画家として注目を集め、晩年は色絵磁器に取り組んだ硲伊之助を紹介する、東京初の回顧展。硲が手がけた油彩画や版画、磁器など、約60点の作品と資料に加えて、アンリ・マティスをはじめ、硲と関わりのある西洋絵画を展示する。

「硲伊之助展」
会期:2025年3月1日(土)〜6月1日(日)
会場:アーティゾン美術館(東京都中央区京橋1-7-2)
観覧料:ウェブ予約チケット 1,800円、窓口販売チケット 2,000円

「ミロ展」東京都美術館

東京都内のおすすめ展覧会スケジュール[2025年版]美術館・博物館で開催予定の開催スケジュール | 写真

東京都美術館で開催される展覧会「ミロ展」は、20世紀を代表する美術家ジュアン・ミロの大回顧展。第二次世界大戦の戦火を逃れつつ描かれた傑作「星座」シリーズの3点を筆頭に、絵画や陶芸、彫刻など、初期から晩年にいたる各時期の名品を世界中から集めて公開する。

「ミロ展」
会期:2025年3月1日(土)〜7月6日(日)
会場:東京都美術館(東京都台東区上野公園8-36)
観覧料:一般 2,300円、大学生・専門学校生 1,300円 ほか

「ヒルマ・アフ・クリント展」東京国立近代美術館

ヒルマ・アフ・クリント 《10の最大物、グループIV、No.3、青年期》 1907年
ヒルマ・アフ・クリント財団
By courtesy of the Hilma af Klint Foundation
ヒルマ・アフ・クリント 《10の最大物、グループIV、No.3、青年期》 1907年
ヒルマ・アフ・クリント財団
By courtesy of the Hilma af Klint Foundation

東京国立近代美術館で開催される企画展「ヒルマ・アフ・クリント展」は、抽象絵画の先駆者とされるスウェーデン出身の画家、ヒルマ・アフ・クリントの回顧展。高さ3m超の大作《10の最大物》など、代表的な作品群「神殿のための絵画」を中心に、すべてが初来日となる約140点の作品を紹介する。

「ヒルマ・アフ・クリント展」
会期:2025年3月4日(火)〜6月15日(日)
会場:東京国立近代美術館(東京都千代田区北の丸公園3-1)
観覧料:一般 2,300円、大学生 1,200円 ほか

「エド・イン・ブラック 黒からみる江戸絵画」板橋区立美術館

伊藤若冲 《玄圃瑤華》 東京国立博物館
Image: TNM Image Archives
伊藤若冲 《玄圃瑤華》 東京国立博物館
Image: TNM Image Archives

東京の板橋区立美術館で開催される展覧会「エド・イン・ブラック 黒からみる江戸絵画」では、江戸絵画における黒の表現を紹介。影や暗闇などに目を向けつつ、鈴木其一や長沢芦雪などの作品を展示するとともに、伊藤若冲らの作品を通して、当時黒が象徴していたものにも光をあてる。

「エド・イン・ブラック 黒からみる江戸絵画」
会期:2025年3月8日(土)~4月13日(日)
会場:板橋区立美術館(東京都板橋区赤塚5-34-27)
観覧料:一般 650円、大学生 450円

「桜 さくら SAKURA 2025 —美術館でお花見!—」山種美術館

奥村土牛 《醍醐》 昭和47年(1972年) 紙本・彩色 山種美術館
奥村土牛 《醍醐》 昭和47年(1972年) 紙本・彩色 山種美術館

東京の山種美術館で開催される特別展「桜 さくら SAKURA 2025 —美術館でお花見!—」は、同館の所蔵作品を中心に、桜を描いた日本画の名品を紹介する展覧会。しだれ桜を柔らかな色合いで描いた奥村土牛《醍醐》を筆頭に、川合玉堂、横山大観、渡辺省亭、川端龍子などの作品を展示する。

「桜 さくら SAKURA 2025 —美術館でお花見!—」
会期:2025年3月8日(土)~5月11日(日)
会場:山種美術館(東京都渋谷区広尾3-12-36)
入館料:一般 1,400円、高校・大学生 500円

「松山智一展 FIRST LAST」麻布台ヒルズ ギャラリー

松山智一 《Passage Immortalitas》 2024年 H267 x W470 cm Acrylic and mixed media on canvas
松山智一 《Passage Immortalitas》 2024年 H267xW470cm Acrylic and mixed media on canvas

東京の麻布台ヒルズ ギャラリーで開催される展覧会「松山智一展 FIRST LAST」は、現代社会の様相を反映した絵画を手がける現代美術家・松山智一を紹介する、東京初の大規模個展。横幅6mを超える大型絵画《We Met Thru Match.com》を筆頭に、日本初公開作品や最新作を含む約40点を通して、松山の軌跡をたどってゆく。

「松山智一展 FIRST LAST」
会期:2025年3月8日(土)~5月11日(日)
会場:麻布台ヒルズ ギャラリー(東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズガーデンプラザA ガーデンプラザA MBF)

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