ユキ トリヰ(YUKI TORII)は日本のファッションブランド。
「ユキ トリヰ インターナショナル」がコレクションライン。「ユキ トリヰ」が結婚式、パーティーなどのシーンに活躍する上質でエレガントなアイテムを展開している。
創業者の鳥居ユキは、日本だけでなく、1975年から2008年までパリで発表し続け、日本を代表するファッションデザイナーの1人と言われている。
鳥居ユキ(Yuki Torii)は1943年、東京都生まれ。その母・君子が、終戦後、その母であるミツと共に洋装店を開業。これがトリヰブランドの事実上のスタートとなった。君子は、デザインを学び、さらに洋裁店を会社にするなど組織も整えていった。1950年、銀座に店舗を出店。ディオールのショーを見たことをきっかけにパリのデザインに傾向。
1962年、そんな母・君子のコレクションに鳥居ユキ(Yuki Torii)が初参加。以後、年2回のコレクションを開催。1971年、株式会社トリヰを設立。
ファッションコンサルタントとして有名なジャン・ジャック・ピカールと出会いをきっかけに、75年より「ユキ トリヰ」としてパリコレクションを開催。
76年、88年FEC賞受賞。85年パリのギャラリー・ヴィヴィエンヌに店舗をオープン。著書「着物、着ましょ。」出版。95年、FEC(ファッション・エディターズ・クラブ)話題賞と毎日ファッション大賞受賞。2005年同特別賞受賞。2008年10月上海でコレクションを発表。
2011年、デザイナーとしての活動50周年を迎え、発表してきたコレクションが100回目を超える。
2014年、著書『YUKI TORII STYLE BOOK』を出版。
2023年、エッセイ本『80歳、ハッピーに生きる80の言葉』を出版。