タカ マカッサル(Taka Makassar)は“干潮時にだけ現れる”ビーチ。ターコイズブルーの海に浮かび上がる白砂と淡いピンクの砂浜は、“楽園”の名が相応しい美しさだ。現地ガイドの多くが、タカ マカッサルこそがコモド諸島で最も美しいスポット..だと言う。
驚くほど透明な海、そしてその先にある美しいサンゴ。海水が透き通っているのでシュノーケリングにぴったりで、マンタポイントも近いのでダイビングを楽しむのもおすすめだ。
ピンクビーチではないが、ケロール島(Kelor Island)もマリンアクティビティにおすすめのスポット。美しい白砂のビーチと透き通った海が特徴で、海は太陽の光、また見る角度によってエメラルドグリーンにも見えるしブルーにも見える。
シュノーケリングに最適で、特にサメの子供(ベイビーシャーク)はたくさんいるので出会える確率が高い。また、島の中心には15分程度で登れる丘があり、その頂上からのパノラマビューが人気だ。
ピンクビーチだけでなく、コモド諸島には他にも見どころがたくさん。特に、“恐竜の生き残り”ともいわれるコモドドラゴンは島のアイコン的存在だ。
まず驚かされるのはその大きさ。全長は約2.5mから大きなものだと3メートル近くもあり、世界最大のトカゲと言われている。シカやイノシシを丸のみして食べてしまうほど強く、大人は、毒(細菌)を含んだ唾液で動物を弱らせて捕食するという。
また、その希少性も人気の理由。野生のコモドドラゴンに出会えるのは、コモド国立公園とその周辺のみといわれ、絶滅危惧種に数えられている。コモド諸島を訪れたら、野生のコモドドラゴンをぜひ間近で見て欲しい。
コモドドラゴンは、大きく分けると、コモド諸島の4つのエリアに生息。ここでは2つの観測スポットを紹介する。ともに運が悪いと会うことはできず、出会えたらラッキー!ガイドからは、自然に生息しているので会える保証はないと釘を刺される。
コモド島の観察エリア
コモド島にはコモドドラゴン観察地としてもっとも有名な場所がある。多くの観光客が訪れ、ガイド付きツアーで間近に観察できる。エリアが狭く、30分程度でさくっと見れるのがメリット。デメリットは訪れる人が多く、ゆっくりとは見られない点。