■地元の代理店が組んているツアー
1日で1人7,000-20,000円程度
コストパフォーマンスを追求するならば地元の代理店が出しているツアーがおすすめ。街を歩けばツアーを販売している代理店がたくさんあり、ネットのツアーサイト経由で予約することもできる。街中には価格の安いツアーもあるが、船のコンディションが良くない事も…。島への移動速度を考えると、スピードボートのツアーがおすすめ。シュノーケリングセットの貸し出しが有料か無料かなど、申込前に詳細を事前に確認しておこう。
■リゾートホテルが直接ボートを出すツアー
1日で1人24,000-45,000円程度
ホテルのツアーは値段は高めだが、ホテルの船着き場から直接ボートが出るので便利。集合時間も遅く、時間を効率的に使える。民間のツアーと比較すると2-3時間程度は時間の節約になる。基本的に滞在者しか利用しないためフレキシブルで、少人数で手厚いサービスが受けられる。1日ツアーなどは食事付きになるのだが、グルメもクオリティーが高い。
アイランドホッピングマストアイテム
-強い日差しを避ける帽子・日焼け止め、(特に女性は)肌を隠すための軽い上着
-ビーチサンダル(マリンシューズだとより便利)
-トレッキングやコモドドラゴン観察用にスニーカー
-フィン、ゴーグルなどシュノーケルセット ※ツアーに含まれていることが多いが要確認。
※特に乾季は日差しが強いので注意。
日本からのアクセスを考えた場合は、日本からまずジャカルタかバリへ。その後、飛行機でラブアンバジョに移動する。
・バリ(デンパサール国際空港/国内線ターミナル)-ラブアンバジョ(コモド空港)
エアライン:ガルーダインドネシア、エアアジア、バティックエア
往復1人1.8-2.8万円(直行便)、フライト約1時間
・ジャカルタ(スカルノ・ハッタ国際空港/国内線ターミナル)-ラブアンバジョ(コモド空港)
エアライン:バティックエア
往復1人3-4万円(直行便)、フライト約2.5時間
ジャカルタ、バリ経由ともに、一度現地で入国手続きをして、荷物を受け取らないといけないことになるため、最低でもトランジットには2.5時間ほど時間を確保したいところ。
おすすめは、航空便数も多いバリからの移動。バリから観光地・ウブドまでの移動時間は車で2時間程度。ほんの少し足を延ばせばラブアンバジョまで移動できるので、バリ観光に行く際はぜひコモド諸島まで足を延ばして欲しい。
基本的に空港内にはタクシーの手配会社があるのでその利用でOK。空港から市内はとても近く、タクシー代はだいたい1,000-1,500円程度。タクシー料金が金額の範囲以上の場合、ぼったくりの可能性があるので少しだけ注意を。空港間の送迎を無料でしてくれるホテルもある。
島内の移動は、タクシーを捕まえるのは結構難しい。東南アジアで一般的に使われる「グラブ(Grab)」という配車アプリも使えるが、バイクに限定されている。まずはホテルのスタッフに相談してタクシーを手配して貰うのがおすすめだ。そんなに遠くなければだいたい料金は1乗車1,000円、グラブバイクであれば市内は150-300円程度の料金。
おすすめコミュニケーションアプリ「WhatsApp」
インスタグラムで有名なメタ社が展開するメッセンジャーアプリ「WhatsApp Messenger」があると便利。インドネシアではこのアプリがメジャーで、ホテルのバトラーや受付スタッフがこのアプリ経由でサポート(今回紹介したホテルではLINEでも対応)してくれる。ラブアンバジョでは、タクシーを捕まえにくいが、一度乗ってタクシーの運転手と馴染みになると、WhatsApp経由でコンタクトをとれば送迎してくれる。
コモド諸島への旅行は、4月から10月頃が乾季でベストシーズン。7~8月は繁忙期で観光客で賑わう。9月から11月にかけては、マンタやクジラ、コモドドラゴンの活動が活発な時期で、観光料金も比較的安くなり狙い目だ。11月頃からは雨季に入り、雨が降るので注意。雨季は、強い風や大雨により、ボートツアーやダイビングが中止になることもある。
とても小さな街で素朴な雰囲気のラブアンバジョ。基本的に安全で、特に治安の心配をする必要はないが、海外旅行で必須の下記のような注意は怠らないよう。
・夜一人で出歩かない
・人通りの少ないところにはいかない
・両替や現金の引き出しには気を配る
なお、両替に関してはバリ島より少しだけレートが悪いが、特に不便なく街中で円からインドネシアの通貨ルピアに交換できる。