短編映画『世界征服やめた』が、2025年2月より全国で順次公開。監督は、俳優・歌手としても活躍する北村匠海。
独特なワードセンスやパフォーマンスで脚光を浴びたラッパー「不可思議/wonderboy(ふかしぎワンダーボーイ)」の代表曲「世界征服やめた」。同曲に強く影響を受けた北村匠海が初めて監督・脚本を務める短編映画『世界征服やめた』が今回公開される。夢見ることを諦め漠然と生きる社会人の主人公と、その人生に影響を与える同僚の姿を描いた作品だ。
主人公の彼方を演じるのは、映画『朽ちないサクラ』や『キングダム大将軍の帰』などへの出演に加え、2025年4月公開予定の映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』で主演を務める萩原利久。プライベートでも親交のある萩原利久と北村匠海が、役者と監督という新たな関係の中で撮影を行う。
彼方の同僚、星野を演じるのは、映画『東京リベンジャーズ』や舞台「毛皮のマリー」などへ出演してきた藤堂日向。北村匠海がその才能に惹かれ、オファーを決心したという。
また、彼方が通う店の店長役として、井浦新が友情出演する。
主人公・彼⽅は、社会の中で⽣きる内向的な社会⼈。変化の乏しい日常をやり過ごす中で、「自分なんて誰にも必要とされてないのではないか……」と自分の無力さを感じていた。そしてどこか飄々として、それでいて白黒をはっきりさせたがる彼⽅の同僚の星野。星野の選んだ決断に彼⽅の⼈⽣は⼤きく揺れ動く。「死」の意味を知る時、明⽇の選択は⾃分でできることを知る。世界征服という途方もない夢を追いかけるよりも、自分にしか描けない道がきっとある。
【作品詳細】
映画『世界征服やめた』
公開時期:2025年2月より順次
監督・脚本・企画:北村匠海
出演:萩原利久、藤堂日向、井浦新
原案・主題歌:「世界征服やめた」不可思議/wonderboy(LOW HIGH WHO? STUDIO)
配給:SPOTTED PRODUCTIONS