ロバート・ゼメキスの監督映画『HERE 時を越えて』が、2025年4月4日(金)より全国公開される。

映画『HERE 時を越えて』同じ場所で描かれる幾世代もの家族

映画『HERE 時を越えて』は、固定カメラの視点から、同じ場所で生きる幾世代もの家族を映した作品だ。紀元前から現代に至る壮大な時間旅行のなかで、「すべては、ここ(HERE)で起こる」というテーマのもと、様々な家族のドラマを描き出す。

『フォレスト・ガンプ／一期一会』チームが再集結

未知の映画体験をもたらす本作には、監督のロバート・ゼメキスをはじめ、アカデミー賞を席巻した映画『フォレスト・ガンプ／一期一会』のチームが再集結。いくつか描かれる家族のうち中心となるのは、リチャードとマーガレット夫婦の物語で、『フォレスト・ガンプ／一期一会』に出演したトム・ハンクスとロビン・ライトが再共演を果たしている。

トム・ハンクス＆ロビン・ライトが10代から70代までを熱演

そして、トム・ハンクスとロビン・ライトは、10代から70代までをひとりで演じきるという前代未聞の挑戦に臨んだ。映画『HERE 時を越えて』の撮影には、演技をするその場でモニター上の2人が様々な年代の顔に入れ替わる、最新VFXの技術を採用。ハンクスとライトは、モニターを見ながらシーンごとの年齢に合わせた動きを行う、高難易度の演技をこなしてみせた。

なお、原作は20か国以上で翻訳されたリチャード・マグワイアのグラフィック・ノベル「HERE」。“ここ数十年で最も賞賛されたコミックブックの1つ”と称され、2016年アングレーム国際漫画フェスティバル最優秀作品賞を受賞するなど、高い評価を受けた。

映画『HERE 時を越えて』あらすじ

恐竜が駆け抜け、氷河期を迎え、オークの木が育ち、先住民族の男女が出会う。悠久の時を越えてその場所に家が建ち、いくつもの家族が入居しては出てゆく。心を揺さぶるドラマと共に。1945年、戦地から帰還したアルと妻のローズが家を購入し、やがてリチャードが生まれる。

世界が急速に変化していく中、絵の得意なリチャードはアーティストになることを夢見ていた。そんな中、別の高校に通うマーガレットと出会い、2人は恋におちる。マーガレットは、高校卒業後は大学に進学し、弁護士になることを目指していた。だが、ここから思いがけない人生が始まる……。

【作品詳細】
映画『HERE 時を越えて』
公開日：2025年4月4日(金)
監督：ロバート・ゼメキス
脚本：エリック・ロス、ロバート・ゼメキス
出演：トム・ハンクス、ロビン・ライト、ポール・ベタニー、ケリー・ライリー、ミシェル・ドッカリー
原題：HERE
原作：リチャード・マグワイア
映倫区分：G
配給：キノフィルムズ