2015年2月14日(土)に開催中の東京ランウェイ 2015SS、2ndステージが幕を開けた。
キャンディやソフトクリーム。キュートなモチーフが飛び交うスクリーンを背景に、アイズビット ダイカンヤマ(ISBIT DAIKANYAMA)のショーがスタート。1stステージでは深紅のワンピースを身に着けたマギーが、ユニコーン型のボードを持ち現れた。ペールピンクやライトブルーなど淡いカラーを中心に、スイーツのように可愛らしいワードローブがランウェイを彩る。装いに負けないくらい愛らしいのは、小物たち。カセットレコーダーやスケートボードを取り入れ、ユニークなアイデアが溢れるショーとなった。
サマンサタバサ(Samantha Thavasa)のファーストルックは、蛯原友里が飾った。イメージガールを長年務めてるだけあり、会場からは歓声が上がる。ボーダースカートにシンプルなトップスを合わせ、鮮やかなグリーンのカーディガンとヴィヴィッドピンクのバッグをアクセントをプラス。
2ndステージで、最も観客の目を惹きつけたのは、ボーイ ロンドン(BOY LONDON)のショーではないだろうか。会場に電子音が流れると、ダンサーのパフォーマンスが始まった。手や足の動き、ビートの効いた音楽1つ1つが魅力的で、ぐいぐいと心を掴んでいく。“BOY”のロゴを巧みに取り入れたプリントワンピースやロゴスウェット、またハード印象なスタジャンやレザーべストなどのアイテムが揃った。秋元梢、emma、カロリナなど豪華モデル陣が、黒のスクエアサングラスを統一して身につけ、ランウェイを飾った。
アズール バイ マウジー(AZUL by moussy)はデニムやチェックシャツなど、カジュアルなエッセンスを加えた、デイリーにぴったりなウェアを披露。デート服を提案するかのように、大屋夏南や石田ニコルなど女性モデルだけでなく、湯川正人や今井洋介など男性モデルもランウェイを闊歩した。
そのほかスタイリストの風間ゆみえが手掛ける、トランテアン ソン ドゥ モード(31 Sons de mode)や、フィグ&ヴァイパー(FIG & VIPER)、エゴイスト(EGOIST)なども登場。
楽しい企画が詰め込まれたのも、2ndステージの魅力。歌手のシェネルによるライブパフォーマンスや、吉沢亮や筧美和子によるバレンタインならではのスイーツの配布、キッズモデルたちのファッションショー、メンズモデルオーディションなど、カップルや親子で楽しめる演出が、イベントをさらに盛り上げた。