ディオール(Dior)が、2015-16年秋冬シーズンのキャンペーンビジュアルを公開した。
「私の幼少時代の家は崖の上にあり、ひどく激しい天気にさらされました」クリスチャン・ディオールは、自身の自叙伝の中でこう書き記している。
この荒々しい自然へのオマージュと言わんばかりに、ディオールは2015-16年秋冬キャンペーンの撮影場所として、フランス・グランヴィルにある岩だらけの崖を選んだ。
ラフ・シモンズがデザインした動物にインスパイアされたプリントで覆われたウェアやアイコンバッグ「ディオラマ」、まるで“第二の皮膚”のように成形された長いサイハイブーツ、そして生地が切り裂かれたスカート…。
写真家ウィリー・ヴァンデルペールの手によって、そんなフェミニンでディオールらしいアイテムの数々が、荒々しく雄大な自然の中に見事に溶け込んだビジュアルが完成した。
■スタッフクレジット
フォトグラファー:Willy Vanderperre(ウィリー・ヴァンデルペール)
スタイリスト:Olivier Rizzo(オリヴィエ・リッゾ)
メイクアップ:ピーター・フィリップス(Peter Phillips)<ディオール メイクアップ クリエイティブ&イメージ・ディレクター>
モデル:ジュリア・ノビス(Julia Nobis)、ナタリー・ウェストリング(Natalie Westling)、ミカ・アルガナラス(Mica Arganaraz)