イギリスブライトン開催の伝説のビーチパーティ「Big Beach Boutique」を日本の砂浜で忠実に再現した「BIG BEACH FESTIVAL」。開催も3年目となり、日本でも既に定着してきたこのイベントは、真夏日の中、2万人の来場者を迎えて、大盛況。多くのダンスミュージック・ファンが夢にまで見た光景を現実のものにした。
今年一番の注目は、もちろんFATBOY SLIMが本物の砂浜でプレイしたこと。砂浜には見渡すかぎりの人、海のうえには豪華プレジャーボートが並び、 FATBOY SLIMがプレイ始める頃には綺麗な夕焼けが会場全体を赤く染めた。
FATBOY SLIMは、この度の来日に合わせてリリースされたベストアルバム『BEST OF AT THE BEACH』に収録されているオリジナル楽曲を織り交ぜながら、明るくハッピーなトラックの数々をたっぷり2時間プレイ。FATBOY SLIMのマッシュアップ曲「Bad Davis Saved My Life」のメロディに合わせて、会場のみんなが事前にケータイへダウンロードしておいた「EYEアニメーション」をステージに向って空高く一斉に掲げる 「EYE PHONE」プロジェクトはお客さんを巻き込んで一体感を生み出すFATBOY SLIMらしい遊び心溢れた企画となった。ラストには中世社交界を彷彿とさせるオーケストラが会場全体に響き渡り、色鮮やかな花火が夜空に舞い上がった。
そして、2万人の観客を踊らせた世界イチのお祭りDJ FATBOY SLIMへのDIESEL:U:MUSICスペシャル独占インタビューが実現!自身のお気に入りのトラックの起源や今注目しているアーティストなどを語る、完全未公開のインタビュー動画はDIESEL:U:MUSICのオフィシャルサイト(URL:http://www.dieselumusic.jp/)から視聴可能。ぜひご確認を!
FATBOY SLIMの他、CARL COX、STEVE LAWLER、SETH TROXLERなど世界トップDJたち、ユーモア溢れるパフォーマンスを披露。THE CUBAN BROTHERSなど国内外11組の出演者のステージも負けずに会場を盛り上げた。
左)CARL COX 右)Round Table Knight
DIESEL ISLANDエリアでは、バー、ディーゼルらしいアイロニーの利いた看板、たくさんのハンモックが吊るされビーチリゾートの雰囲気を演出。フロアにはディーゼルの象徴であるデニムをつなぎ合わせたラグが敷かれた。DIESEL ISLAND STAGEにはDIESEL:U:MUSICイチオシのハウスデュオRound Table Knightが登場。真夏のような快晴のビーチで初来日とは思えない盛り上がりを見せ、デイタイムのハイライトとなった。多くの人がベストアクトに上げたRound Table Knightsだが、DIESEL:U:MUSICオフィシャルサイトのPC版(URL:http://www.dieselumusic.jp/)では、彼らの音源や楽屋を訪れた突撃インタビューをチェックできる。
「BIG BEACH FESTIVAL」は数々の派手なイベントも人気。毎年恒例のRed Bullフライトパフォーマンスは2機の飛行機が息をピッタリ合わせアクロバティックに飛行するフォーメーション・フライトで会場を沸かせ、2010年度F1グランプリでダブルタイトルを獲得したRed Bull RacingによるF1マシンが音楽フェス会場を疾走するという世界初の試みは日本のみならず世界各国のメディアも注目した。