『ほぼ日刊イトイ新聞』による東京の“文化の案内所”の、4階「ほぼ日カルチャん」では、現在進行形で都内で行われている展覧会やイベントから、“ほぼ日”おすすめの催しを、展示や物販を通して紹介。手に取りやすいカードタイプのフライヤーを用意する。また、“常になにかたのしいことに出会える”8階「ほぼ日曜日」では、展覧会やライブなどありとあらゆる「表現」を提供する。
4階のアートショップ・ミーツバイナディッフ(MeetsbyNADiff)では、アーティストによる雑貨や作品を販売する他、店内のウォールギャラリーにて、特色あるクリエーションを行うアーティストの展示を実施。オープニング時は、津村耕佑の"scalea and nerves"「鱗と神経」を開催する。
6階にはジャパン カルチャー(JAPAN CULTURE)を発信するゾーンを設置。「ニンテンドートウキョウ(Nintendo TOKYO)」や「ポケモンセンター シブヤ」、「刀剣乱舞万屋本舗」などが集結する情報発信基地を設けた。
「ポケモンセンターシブヤ」には、リアルなミュウツーの巨大オブジェやグラフィティ柄のピカチュウアイテムが登場。任天堂の国内初直営オフィシャルショップ「ニンテンドートウキョウ」では、「どうぶつの森」「スプラトゥーン」など、約1,000種類のグッズやゲームが大集結。約半数が限定アイテムとなっている。
中目黒M.I.U.のギャラリー・「M.I.U. N°2」では、ソーイ(soe)やファセッタズム(FACETASM)のデザイナー・落合宏理が手掛ける「F」のウェアを販売する他、貴重なアート作品やレコードなども展示販売される。飲食店が立ち並ぶ7階フロアに佇む、存在感のあるショップだ。
「エンターテイメント」の要となるのは、2020年3月13日(金)にオープンする8階「パルコ(PARCO)劇場」。旧劇場の約1.5倍の座席数636席に拡張し、オールS席で鑑賞できる空間へとリニューアルする。こけら落し公演は、2020年1月下旬~2月にオープンに先駆けて行われる『志の輔らくご in PARCO』と、『ラヴ・レターズ』だ。
8階には、パルコ自社運営のミニシアター「ホワイト シネクイント(WHITE CINE QUINTO)」がオープン。ジャンルを問わず良質な作品を上映するほか、海外ミュージカルやファッションブランドのコレクションなど“映画以外”の作品も上映する。
オープニング作品には、草間彌生のドキュメンタリー映画『草間彌生∞INFINITY』をセレクト。また、オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE)のドキュメンタリー作品が11月22日(金)から上映される他、矢野顕子の“一発録”レコーディングを記録した『SUPER FOLK SONG ~ピアノが愛した女。~』を11月22日(金)限定で特別上映する。
「フード」も充実。レストランフロアとして、地下1階「カオス キッチン(CHAOS KITCHEN)」、7階「レストランセブン(RESTAURANT SEVEN)」を展開する他、各フロアにも飲食店を設置する。
地下1階「カオス キッチン」では、「食・音楽・カルチャー」をコンセプトに、21の飲食店がオープン。レコードショップ「ユニオンレコード」やフェスグッズショップ「GAN-BAN/岩盤」、占いコーナーなどを“ごちゃ混ぜ”にすることで、“カオス”な飲食ゾーンを提案している。
「アタズ(Ata’s)」は、ミシュランビブグルマンを獲得した代官山の人気ビストロ「アタ(Ata)」が、「渋谷系ビストロ」をテーマにオープンする新業態店舗。巨大なデッキオーブンで焼き上げる熱々のグラタンや水餃子をはじめ、つぶ貝の胡椒煮、イワシのコンフィとケールのサラダなど、渋谷のミックスカルチャーを反映させたかのようなアレンジの効いたビストロメニューが楽しめる。
五反田に本店を構え、連日行列を作る人気の立ち食いうどん屋「うどん おにやんま」は商業施設初出店。シンプルだからこそうどんの美味しさが際立つ温かけと冷ぶっかけをメインに、ちくわ天、とり天などのサイドメニューも揃う。