ヴィクター&ロルフ (VIKTOR&ROLF)が2012年春夏メンズコレクションを発表した。「ニューエージ(new age)」をコンセプトに、セクシーな知性を持ったクリエイティブな男性像を描き出している。
フォーマルとインフォーマルを1つのスタイルとして、違和感なく組み合わせたワードローブは、“ピース”と“フリースピリット”の鮮やかで生き生きした雰囲気と、ブランドに象徴されるサルトリアルスタイルが融合。シングル2つボタンのクラシカルなスーツなど洗練されたテーラードアイテムは別々にもコーディネイトでき、デニム、スエード、デリケートなニットやコットンのアイテムでカジュアルダウンさせることもできる。
カラーパレットはブルー、アイボリー、カーキ、マスタードイエロー、そしてテラコッタ(褐色)。それらを遊び心豊かに組み合わせ、明るいブルーを差し色に加えることで、ノスタルジックな雰囲気もプラスした。コレクションのアイコンとしてイルカが登場。スーツの裏地、シャツやジャージー、スエットのプリントにも使われて、キュートな魅力を振りまいている
デザイナーのヴィクター・ホスティンとロルフ・スノーレンは語る。「僕たちのムッシュは神秘的でスピリチャルな旅に出かけ、魅惑的なシンボルや穏やかな陰影に魅力を感じます。彼は境界線を探しているけれど、それは彼自身の世界の中にあるのです。」