1970年代にテレビ放送され、最高30%を超える視聴率を記録した大ヒットアニメ「マジンガーZ」が45年ぶりに復活。長編アニメーション映画『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』として、2018年1月13日(土)より全国の劇場で公開される。
原作は、1972年に漫画家・永井豪によって「週刊少年ジャンプ」に連載された同名の漫画。搭乗型巨大ロボットの祖となる作品で、多彩な武器と圧倒的な強さを誇る「マジンガーZ」の迫力と存在感、主人公の兜甲児をはじめとする個性的なキャラクターなど、永井豪の魅力がつまった作品だ。
連載当時から爆発的な人気を博し、国内のみならずアジア、ヨーロッパ各地で多数のファンを獲得。未知の怪獣と、人類が操る巨大ロボットの戦いを描いた人気ハリウッド映画『パシフィック・リム』のギレルモ・デルトロなど、今もなお熱狂的なファンが多く存在する。
悪の科学者Dr.ヘル率いる地下帝国によって滅亡の危機に瀕した人類は、兜甲児が操るスーパーロボット・マジンガーZや光子力研究所の仲間の手によって、悪の野望を阻止し、平和を取り戻した。あれから10年。パイロットを離れ、祖父や父のように科学者の道を歩み始めた兜甲児が、富士山の地中深く埋まった超巨大構造物と謎の生命反応に遭遇。新たな出会いと新たな脅威、そして人類を待ち受ける新たな運命が描かれる。
劇場公開に先駆けて解禁となった場面カットで、謎に包まれていた魔神“インフィニティ”の姿が明らかとなった。超巨大遺跡“インフィニティ”は、古代の超文明の産物と考えられ、今の科学を100年は進化させるほどのテクノロジーが詰め込まれているいわれる。また“インフィニティ”の力を呼び覚ます謎の美少女リサは、人気声優・上坂すみれが担当する。
なお、監督として「ワンピース」や「プリキュア」の劇場版シリーズを手掛けてきた志水淳児、メカニックデザインとして「機動戦士ガンダム」や「エウレカセブン」を手掛けてきた柳瀬敬之らが参加。
オープニングテーマはもちろん、水木一郎が務める。予告編では彼の歌声とともに、本作の一部が公開されている。また、エンディングテーマは、少年時代にテレビでオリジナル「マジンガーZ」を観ていたという吉川晃司の書き下ろし楽曲が決定した。
ゲスト声優には雨上がり決死隊の宮迫博之やおかずクラブのオカリナ、ゆいPが参加。宮迫博之は、人気の高い敵キャラクターである「あしゅら男爵」の男性側を演じる。縦半身ずつの男女が合体した「あしゅら男爵」の女性側を演じるのは朴璐美。おかずクラブの2人が演じるのは、新キャラクター・マジンガールズ。ピンクをゆいPが、ブルーをオカリナが務める。
マジンガーZをよく知らないビギナーでもマジンガーZのことを学べる「だいたい3分でわかる!マジンガーZ特別映像」が公開。劇場へ足を運ぶ前に、ぜひチェックしてみて。