上野・東京国立博物館にて特別展「仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝-」が開催。期間は2018年1月16日(火)から3月11日(日)まで。
今回開催されるのは、仁和寺と御室派の至宝を公開する企画展。光孝天皇によって886年に建立を発願されて以降、歴代天皇の厚い帰依を受けたことから、すぐれた絵画、書跡、彫刻、工芸品のコレクションを持つに至った仁和寺と、仁和寺が総本山を務める真言宗御室派寺院の秘仏・国宝含む仏像約70体や書などが展示される。
特に注目なのは、仁和寺創建当時の本尊であり国宝指定も受けている「阿弥陀如来坐像および両脇侍立像」の展示だ。当時もっとも優れた工房の作品であり、悠久の時を経ても美しい形でのこる荘厳な仏像を鑑賞することができる。
書の展示での目玉は弘法大師・空海ゆかりの国宝「三十帖冊子」だ。達筆で知られる空海ゆかりの書が、会期中の2週間限定で全帖が一挙公開される。2014年度に修理が完了したばかりの書を東京にいながら見ることのできるまたとない機会だ。
【詳細】
特別展「仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝-」
期間:2018年1月16日(火)~3月11日(日)
※月曜休館(2月12日(月・祝)開館、13日(火)休館)
時間:9:30~17:00※金・土は21:00まで※入館は閉館の30分前まで
会場:東京国立博物館 平成館
住所:東京都台東区上野公園13-9
料金:一般1,600円、大学生1,200円、高校生900円※前売り200円引き 団体300円引き
※中学生以下無料
※団体は20名以上
※前売り券は2017年11月1日(水)~2018年1月15日(月)の期間発売
※障がい者とその介護者一名無料(障がい者手帳を入館時提示)
【問い合わせ先】
ハローダイヤル
TEL:03-5777-8600