京都の龍谷ミュージアムでは、展覧会「特集展示:仏・菩薩の誓願と供養者の願い」を、2025年1月9日(木)から2025年2月16日(日)まで開催する。
インドで誕生した仏教がアジア全域に広まり、日本社会にも浸透していった足跡を紹介する、龍谷ミュージアムのシリーズ展「仏教の思想と文化 —インドから日本へ—」。この中で展開される今回の特集展示では、「仏・菩薩の誓願と供養者の願い」をテーマに、仏像をはじめとする仏教美術作品を展示する。
仏教の経典には、仏や菩薩はあらゆる人々を救済しようと誓いを立て、さまざまな実践を行い、教えを説くことが記されている。一方、日常生活を送りつつ仏教を信じる人々は、仏や菩薩の像をあらわしたり、経典を書写したりすることで、自らの思いを託してきた。
「特集展示:仏・菩薩の誓願と供養者の願い」では、だれもが心やすらかに過ごすことを願った仏教徒たちの姿を、仏教美術を通して紹介。ガンダーラの《仏説法図》や仏伝浮彫《涅槃》といった彫刻、江戸時代の禅僧・白隠慧鶴(はくいん えかく)による《布袋図》などの絵画、仏教の経典などを展示する。
シリーズ展「仏教の思想と文化 —インドから日本へ—」
展覧会「特集展示:仏・菩薩の誓願と供養者の願い」
会期:2025年1月9日(木)〜2025年2月16日(日)
会場:龍谷大学 龍谷ミュージアム
住所:京都府京都市下京区堀川通正面下る 西本願寺前
開館時間:10:00〜17:00
※1月17日(金)・31日(金)は20:00閉館
※入館はいずれも閉館30分前まで
休館日:月曜日(1月13日(月・祝)は開館)、1月14日(火)
入館料:一般 550円(450円)、65歳以上 450円(350円)、大学生 400円(300円)、高校生 300円(200円)、中学生 無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※前売券は、2024年11月26日(火)から2025年1月8日(水)まで、龍谷ミュージアムのホームページにて販売
※障がい者手帳などの提示者および介護者1名は無料
【問い合わせ先】
龍谷ミュージアム
TEL:075-351-2500