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映画『ジャコメッティ 最後の肖像』天才彫刻家、晩年の創作の裏側を描く

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映画『ジャコメッティ 最後の肖像』が、2018年1月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。

スイス出身の天才彫刻家、アルベルト・ジャコメッティ

彫刻のほか、油彩、素描、版画など様々な作品を残した20世紀を代表する芸術家、アルベルト・ジャコメッティ。日本で11年ぶりに開催された大回顧展「ジャコメッティ展」が約14万人の観客を動員したことからも、今なお多くの人を惹きつけるアーティストであることがわかる。『ジャコメッティ 最後の肖像』はジャコメッティの最後に手掛けた肖像画の、18日間にわたる制作過程の裏側を描く。

監督・脚本は『プラダを着た悪魔』出演の俳優、スタンリー・トゥッチ

メガホンを取るのは、『プラダを着た悪魔』や『ラブリーボーン』などに出演した俳優、スタンリー・トゥッチ。ジャコメッティの大ファンであったスタンリーは、脚本を10年間温め続け、満を持して制作に取り掛かった。本作は、最後に手掛けた肖像画のモデルを務めたジェイムズ・ロード自身が書いた回顧録「ジャコメッティの肖像」をベースに、ジャコメッティを取り巻く複雑な人間関係、創作に対する姿勢などを緻密に描く。

肖像画モデルが見た"天才の妥協なき創作現場"

『ジャコメッティ 最後の肖像』場面カット|写真1
©Final Portrait Commissioning Limited 2016

ストーリーの舞台は、1964年パリ。個展が始まったばかりのジャコメッティは、アメリカ人の作家で美術評論家であるロードに肖像画のモデルの話を持ちかける。憧れの作家直々の申し出に名誉と好奇心を感じたロードは、2日あれば終わるとの言葉を信じ、彼のアトリエに向かった。しかし開始早々「肖像画とは決して完成しないものだ」と発する。

その後、愛人の来訪や度重なるスランプによって完成日が遠のき、ロードの帰国も延期された。"見えるものをそのままに"の信条を貫き通す、本能のままに生きるジャコメッティの肖像画は果たして完成するのか。そして、その一部始終を見ていたロードは無事にアメリカへ帰国できるのだろうか。

【詳細】

『ジャコメッティ 最後の肖像』
公開日:2018年1月5日(金)、TOHOシネマズ シャンテ ほか、全国ロードショー
監督・脚本:スタンリー・トゥッチ
出演:ジェフリー・ラッシュ、アーミー・ハマー、クレマンス・ポエジー ほか
配給:キノフィルムズ
©Final Portrait Commissioning Limited 2016

Photos(1枚)

『ジャコメッティ 最後の肖像』場面カット|写真1

Photos(1枚)

『ジャコメッティ 最後の肖像』場面カット|写真1

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