イルミネーション・エンターテインメントが贈る映画『ミニオンズ フィーバー』が、2022年7月15日(金)に公開される。
映画「怪盗グルー」シリーズで主人公グルーの手下として、本来はサブキャラクターで登場したミニオン。黄色くて丸っこいシルエットに、オーバーオールとゴーグルを身に着けた可愛らしい見た目と、面白おかしい掛け合いで世界中の大人から子供までを虜にしてきた。
2010年の『怪盗グルーの月泥棒』に始まり、2015年には彼らを主役にした『ミニオンズ』を公開。全世界興行収入は、『アナと雪の女王』には届かなかったものの、歴代2番目を獲得した。以降も人気は衰えず、2017年の『怪盗グルーのミニオン大脱走』では興行収入73億円を稼ぎ出すメガヒットを飛ばした。
前回の『ミニオンズ』では、人類が誕生する遥か昔から存在し、絶え間なくその時代の最強最悪のボスに仕えていたことが明らかとなったミニオンたちが、新たなボスに仕えるという目的を果たすため、極寒の南極からニューヨーク、そしてロンドンへと壮大な旅に出る姿が描かれた。
今回の『ミニオンズ フィーバー』では、1970年代を舞台に新たな物語が繰り広げられる。悪のボスとなるずっと前の12歳の少年グルーが、兄貴分のケビン、常にバナナのことで頭がいっぱいのスチュアート、天真爛漫でやる気満々だけど弱虫なボブ、そして本作から登場する新ミニオン、オットーといったミニオンたちと出会った“はじまりの物語”が描かれる。
グルーが最も尊敬する超極悪組織「ヴィシャス・シックス」が、伝説の悪党であるワイルド・ナックルズをリーダーから追放。グルーは、新しいメンバーになるために面接へとやってきた。しかし、根っからの悪党気質のグルーはヴィシャス・シックスを出し抜き、彼らの宿敵となってしまう。
そんなグルーからボスの素質を感じ取ったミニオンたちは、何者かに連れ去られたグルーを救うため、鍼灸師でカンフーの達人であるマスター・チャウの教えのもと、カンフーをマスターすることに!?シリーズ史上最高のスケール感で、これまでにない“ハチャメチャ大騒動”を巻き起こす。
なお、プロデューサーは、「怪盗グル―」シリーズ、『SING/シング』、『ペット』をといったイルミネーション・エンターテインメントの人気作を手掛けてきたクリス・メレダンドリ。そして監督は『怪盗グルーのミニオン大脱走』と『ミニオンズ』のカイル・バルダが務める。
『怪盗グルーの月泥棒』からグルーの声を務めてきた笑福亭鶴瓶に加え、豪華な面々が集結している日本語版吹替キャストにも注目。少年グルーが憧れる世界で最も名高いヴィランのチーム「ヴィシャス・シックス」の創始者であり、少年グルーが敬愛する年老いた皮肉屋の悪党ワイルド・ナックルズは、ミュージカル界のレジェンドである俳優の市村正親が演じる。
ワイルド・ナックルズからリーダーの座を荒々しく奪い、ヴィシャス・シックスの新リーダーとして君臨するベル・ボトムは女優の尾野真千子が、ひっそりと鍼灸院を営み、あることをきっかけにミニオンたちの師匠となるカンフーの達人マスター・チャウ役はお笑い芸人の渡辺直美が吹替を担当する。
さらに、『ミニオンズ』『怪盗グルーのミニオン大脱走』にも参加してきたLiSAが、最新作にも出演。映画『ミニオンズ フィーバー』には、ミニオンたちが少年グルーを救いに向かう途中、空港のチケットカウンターで出会うグランドスタッフ役として参戦する。