メリーチョコレートは、全国百貨店などで展開する東京のチョコレートメーカー。外国の少女の名前をつけた「メリー」の名称と、その少女の横顔を描いたロゴマークで親しまれている。1950年、菓子製造に携わっていた原堅太郎が、東京都目黒区でチョコレート製造をスタートした。
「バレンタインデーに女性から男性へチョコレートを贈る」というスタイルを、日本で初めて提唱したのがメリーチョコレート。男女が花やカードやチョコレートを贈りあうヨーロッパの習慣をヒントに、1958年に日本オリジナルのバレンタインセールを開催し、日本のバレンタイン文化を形成した。
2000年には、世界最大のチョコレート展「サロン・デュ・ショコラ パリ」へ国内メーカーとして初参加。