ユーハイム(Juchheim)は、バウムクーヘンを中心に展開するスイーツブランド。
日本で初めてバウムクーヘンを焼いた、カール・ユーハイムから受け継がれるドイツ菓子を提供。“自然に逆らわない”という、ドイツ菓子のシンプルな考え方に基づき、「純正自然」を重視し、添加物を可能な限り使わないスイーツ作りを追求している。
バウムクーヘンは、乳化剤や膨張剤を使わずに素材の力を使い、油脂はバターだけを使って焼きあげている。生地にはもともと添加物を使用していなかったものの、チョコレートコーティングには乳化剤を使っていたが、「純正自然」を追求するため、チョコレートコーティングについても乳化剤なしを採用するようになった。
ユーハイムでは、リング状に仕上げたバウムクーヘンの他、国産発酵バターとリューベック産マジパンを使用し、チョコレートコーティングを施してしっとり優しい甘さに仕上げた「バウムクーヘンキュート」や、個包装タイプの「リーベスバウム」も販売。
さらに、ロングセラーのビスケット「テーゲベック」やラング・ド・シャ「リープヘン」などの焼き菓子も販売している。
創始者カール・ユーハイムが中国・青島にて1909年、「ジータス&プラインベック菓子店」を譲り受け独立。その後、1922年に横浜に、日本における1号店「E・ユーハイム」をオープン。拠点となる本社は神戸にあり、店舗は日本全国で展開されている。