「小瀬村真美:幻画~像(イメージ)の表皮」展が、品川・原美術館にて開催される。期間は2018年6月16日(土)から9月2日(日)まで。
小瀬村真美は、精密に描かれた写実絵画、中でも17世紀西洋の静物画を参照した映像や写真作品で名を馳せるアーティスト。
"動く絵画"のようなその作品は、一見すると絵画のようでありながら、実は一定の間隔で連続して撮影した写真を繋げたアニメーションであることが特徴だ。カメラに写る三次元の現実を、構図や描写においていかにニ次元の"絵画的写実"に近づけるかということを追求している。
彼女にとって美術館初個展となる「小瀬村真美:幻画~像(イメージ)の表皮」では、初期のアニメーション作品から、ニューヨークの路上に捨てられていたがらくたを用い、17世紀スペインの静物画と見紛う写真に仕上げた近作、新作の組写真やインスタレーションなど約30点を展示する。
なお、原美術館館内の「カフェ ダール」では、「小瀬村真美:幻画~像(イメージ)の表皮」展に合わせた「イメージケーキ」を販売。作品に登場する花や果物などを彷彿とさせるデコレーションが美しいブルーベリームースとなっている。
【詳細】
「小瀬村真美:幻画~像(イメージ)の表皮」
会期:2018年6月16日(土)~9月2日(日)
休館日:月曜日、7月17日(火) ※7月16日(月)は開館
会場:原美術館(東京都品川区北品川 4-7-25)
TEL:03-3445-0651
開館時間:11:00~17:00(水曜は20:00まで/入館は閉館時刻の30分前まで)
入館料:一般 1,100円、大高生 700円、小中生 500円/原美術館メンバーは無料、学期中の土曜日は小中高生の入館無料/20名以上の団体は1人100円引
■イメージケーキ 755円
提供場所:原美術館館内「カフェ ダール」
※カフェのみの利用にも入館料が必要