展覧会「NEGORO 根来 - 赤と黒のうるし」が、大阪市立美術館にて、2025年9月20日(土)から11月9日(日)まで開催される。その後、東京・六本木のサントリー美術館に巡回する。

根来の魅力と背景

黒漆による下塗りに朱漆を重ねた漆器「根来(ねごろ)」。和歌山の根来寺に由来する名を持つ根来は、使いこむほどに朱漆の下から黒漆が現れ、味わいのある表情へと変化してゆく点が特徴だ。

特別展「NEGORO 根来 - 赤と黒のうるし」は、根来の魅力と背景を紹介する展覧会。中世の根来寺で盛んに作られたという漆工品を軸に展示し、現代の朱漆器「根来塗」にいたる展開をたどってゆく。

会場では、縁を花弁の形にかたどった「輪花盆」をはじめ、卓、端反鉢、湯桶、瓶子といった朱漆器を目にすることができる。

展覧会概要

展覧会「NEGORO 根来 - 赤と黒のうるし」
会期：2025年9月20日(土)～11月9日(日)
会場：大阪市立美術館
住所：大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82 天王寺公園内
休館日：月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日に休館。ただし9月22日(月)は開館)
※詳細については追って告知

■巡回情報
・東京会場
会期：2025年11月22日(土)～2026年1月12日(月・祝)
会場：サントリー美術館
住所：東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3F

【問い合わせ先】
大阪市総合コールセンター(なにわコール)
TEL：06-4301-7285(受付時間 8:00～21:00 / 年中無休)