2階には、紳士・婦人のウエアと、「MUJI Labo」のアイテムを販売。限定アイテムとして、インドの伝統的な手紬手織りの「カディ」で仕立てた風合い豊かなイージーテーパードパンツや、染色・着色を施さず素材のナチュラルな色味を残した「疲れにくい撥水スニーカー」を展開する。
その他、浴衣や阿波しじら織の甚兵衛など涼感のあるウエアや、「MUJI Labo」の綿オックスフォードカーディガン、シャツなど、無印良品ならではのミニマルなデザインのアイテムを揃える。豊富な品揃えと、麻などこだわりの素材にフィーチャーしたユニークなディスプレイに注目したい。
3階にはインナーウエア、スキンケア、メイクアップ、ステーショナリー、自転車など生活に寄り添う雑貨類を幅広く取り揃える。旅行用品を取り扱う「MUJI to GO」では、銀座限定アイテムのスケルトンデザインのキャリーケースを販売。中身の構造がシースルーになっているが、中に入れた荷物は見えない仕様になっている。
ファッションと同様、コスメ類やステーショナリーも圧巻の品揃えとなっている。
4階には、「MUJI BOOKS」で本を買って読める他、カスタマイズを加えることで自分だけの1冊を作ることのできる「本の仕立てサービス」を、「デザイン工房」にて実施。インターネットで事前に注文することで、オリジナルの写真集を作ることができたり、子供の書いた絵などを店頭に持ち込み、その場で本に仕立てたりすることができる。その他「デザイン工房」では、26色の刺繍糸を用意。当日購入した商品に刺繍を施してもらうことも可能だ。
また、キッチングッズやリビング用品、子供服、「Found MUJI」も4階に登場。世界の日用品を紹介する「Found MUJI」ではエストニア・リトアニア・スペインからインスパイアされたかごを販売。多様な素材・フォルムのかごが集結している。
同フロアのイデー(IDÉE)では、オリジナル家具や雑貨、世界各地のテキスタイル、フォークアートなどを販売。銀座店オープンを記念して、二階堂明弘の陶磁器の限定販売や山口一郎のアートポスターの先行販売を行う。
ベッドルーム関連の商品や、収納家具、掃除用品、照明を取り扱う5階に設置されるのは「MUJI SUPPORT」。専門スタッフが在中し、くらしの中の困りごとに対応する。受け付ける相談内容は、睡眠に関する相談からオーダー家具/施工まで幅広い。また、ホーム関連の他、コーディネートや似合う色など、ファッションに関する相談は2・3階にて受け付けている。
6階では、複合的なデザイン文化の発信基地となる「ATELIER MUJI GINZA」をオープン。なかには、ものづくりやデザインにまつわる様々なテーマから展示を企画する2つの「Gallery」、おいしいコーヒーやお酒を飲みながら人が語らい集う「Salon」、デザイン・アート関連の書籍を閲覧できる「Library」、トークイベントやワークショップを開催する「Lounge」といった5つのコーナーが設けられる。「Salon」のみ、朝10:00から深夜26:00まで営業。ホテルの宿泊者以外も利用が可能で、「Library」の本を手に取りながら、ゆったりとした時間を過ごすことができる。