ヴァレンティノ(VALENTINO)は、メゾンで初となるメンズ・ウィメンズのプレタポルテコレクションのファッションショーを東京で開催する。それに伴い、2018年11月27日(火)からはギンザ シックスの旗艦店をコンセプトショップとし、日本限定アイテムを多数販売する。
この特別なショー開催にあたって、日本を代表するブランドのひとつであるアンダーカバー(UNDERCOVER)とのコラボレーションが実現。ヴァレンティノの優雅さとアンダーカバーが表現するジャポニズムを融合させたデザインの限定ポーチが登場する。
また、「LVMHプライズ」受賞によりますます注目を浴びるダブレット(doublet)とのコラボレーションではTシャツやフーディーなど4アイテムを展開。“VLTN”のロゴとダブレットならではのキッチュな刺繍を掛け合わせたアイテムは必見だ。
「マンガ(MANGA)」は、ブランドにゆかりのある5つのキャラクターを用いた限定コレクション。キャラクターは、メゾンが受け継いできたものにゆかりあるパーソナリティーをもっている。例えば、バタフライの“ティーケーワイ(TKY)”は、サクラの木やシャクヤクに棲んでいるジャパニーズガーデンの女神で、いつも純粋な美しさを求めている。一方で“ヴィー(VEE)”は、情熱的で野心的、そして人間に冒険と行動を促すタイガーだ。
「マンガ」では、これらキャラクターをそれぞれのアイテムに落とし込む。Tシャツやフーディー、アイコンバッグ「スパイク(SPIKE)」、スニーカーなどを展開する。
「ジャパンガジェット」は、日本で開催される特別なショーのため、日本ならではのアイテムをヴァレンティノのエレガンスとタフさ、遊び心を加えて表現する限定コレクション。オリジナルのカモフラージュ柄を採用した浴衣、岡山デニムを用いたはんてん、日本の下駄三大産地のひとつである大分県で製作された下駄などを展開する。
いずれも“VLTN”のロゴを大胆に配したデザイン。メゾンのラグジュアリーなエッセンスと、日本の丁寧なものづくりを随所に感じられる仕上がりだ。
日本限定のカプセルコレクションとしてTシャツ、フーディー、iPhoneケースといったアイテムをラインナップ。“VLTN”のロゴとともに東京を表す”TKY”のロゴ、そして「GINZA TOKYO JAPAN」のグラフィックを採用したモードなデザインだ。
ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)とのコラボレーションアイテムも数量限定登場。カードケースの付いたVLTNロゴストラップに、ヨウジヤマモトのブランドロゴ入りコインケースを合わせた特別なアイテムだ。
これらの限定アイテムの特徴について、ヴァレンティノのクリエイティブディレクター、ピエールパオロ・ピッチョーリは「レッドカーペットで披露されるような余所行きのアイテムではなく、日常に取り入れやすい実用的なアイテムであることを意識した」と語っている。
前述の限定アイテムが展開されるギンザ シックスの旗艦店は11月27日(火)より、パリのセレクトショップ「コレット」でクリエイティブディレクターを務めた経験のあるサラ・アンデルマンとピッチョーリが作り上げた期間限定のコンセプトショップへと変貌を遂げる。フロアは構成は下記の通り。
地下1階「VLTNカワイイルーム」
「マンガ」コレクションをメインとするアイテムを展開。キッズコーナーを設け、「マンガ」コレクションの缶バッジを購入できるカプセトイも配置する。何が出るかは、回して見てのお楽しみ。その他、『風の谷のナウシカ』や『鉄腕アトム』、『ドラゴンボール』など日本を代表する書籍・コミック・絵本が各1冊限定で展示販売されるなど、日本のカルチャーが感じられる空間となっている。
1階「TKYロッソユニバース」
アンダーカバー、ダブレット、ヨウジヤマモトとのコラボレーションアイテム、「ジャパンガジェット」、日本限定カプセルコレクションなど、注目のピースが一挙に集結。神谷哲史・勝田恭平による折り紙アートや寺井一佑による能面など、日本の作家によるインスタレーションも展示され、ヴァレンティノの世界観と日本の伝統工芸との融合を象徴する空間が広がっている。
2階「ガールズ プリントマニア クローゼット」
フォトグラファー宮崎いず美による遊び心溢れる大判の写真作品と共に、ウィメンズアイテムを展開。
3階「ボーイズ カモ クローゼット」
カモフラージュ柄と日本の伝統的な装いが融合した「ジャパンガジェット」を主役に、メンズアイテムを展開。