スターダンサーズ・バレエ団による公演「緑のテーブル」が、2019年3月30日(土)・31日(日)に東京・池袋の東京芸術劇場にて行われる。本公演は、2005年以来の再演となる。
天才舞踏家ピナ・バウシュの師匠として知られるクルト・ヨースが振付を手がけた不朽の名作「緑のテーブル」は、“緑のテーブル”が置かれた架空の国の国際会議を舞台に、戦争について話し合う身勝手な指導者たちの衝突と、戦争を利用する者の暗躍、そしてそれに振り回される兵士やその家族の葛藤を描く風刺劇。シンプルなステージながら、2台のピアノによる迫力の生演奏と、細部までこだわり抜いた構成が見どころだ。
1979年にクルト・ヨースがこの世を去って以来、アンナ・マーカードによって語り継がれてきた本作だが、上演条件が非常に厳しいことでも知られ、世界中で名作と評されながらも、その上演回数は決して多くない。スターダンサーズ・バレエ団も、戦後70年を迎えた2015年に開催を目指していたものの条件が折り合わず、ようやく今回の再演実現にこぎつけたという。
【開催概要】
スターダンサーズ・バレエ団 公演「緑のテーブル」
公演日:2019年3月30日(土)・31日(日)
会場:東京芸術劇場プレイハウス
台本&振付:クルト・ヨース
作曲:フリッツ.A.コーヘン
美術:ハイン・ヘックロス
マスク&照明:ハーマン・マーカード
舞台指導:ジャネット・ヴォンデルサール
舞台指導助手:クラウディオ・シェリーノ
照明再構成:ベリー・クラーセン
ピアノ:小池ちとせ、山内佑太
<チケット情報>
価格:S席 8,000円、A席 5,000円、学生(A席) 2,000円
※学生券は25歳までの学生対象(要学生証)/スターダンサーズ・バレエ団のみ取り扱い。
※価格は全て税込。全席指定。
一般発売:2018年12月18日(火)10:00
SDBフレンズ先行販売:2018年12月11日(火)〜13日(木)
<同時上演>
「ウェスタン・シンフォニー」
振付:ジョージ・バランシン
音楽:ハーシー・ケイ
振付指導:ベン・ヒューズ