企画展「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」が、群馬県立館林美術館にて、2025年1月25日(土)から4月6日(日)まで開催される。東京オペラシティアートギャラリーなどでも開催された巡回展だ。
日本を代表するイラストレーター、グラフィックデザイナーである、宇野亞喜良(うの あきら)。1934年に生まれた宇野は、1950年代から企業広告、演劇ポスター、絵本を手がけるようになり、1960年代末には演劇実験室・天井棧敷といったアングラ演劇のポスターや舞台美術を担当するなど、注目を集めた。近年は俳句とのコラボレーションを行うなど、多岐にわたる分野で活躍している。
企画展「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」は、宇野の初期作から最新作まで、全仕事を網羅的に紹介する過去最大規模の展覧会。群馬では初の大型個展となる本展では、ポスターなどのデザインから絵本、舞台美術まで、900点超の作品を一堂に集めて展示する。
会場では、数多くの繊細な原画を筆頭に、宇野の仕事をジャンルごとに紹介。初期に手がけた「カルピス」の広告原画、1960年代から現在にいたるまでに手がけられたポスター、立原えりか『恋する魔女(For Ladies)』や寺山修司『はだしの恋唄(For Ladies)』などのための原画、そして『星の王子さま』をはじめとする舞台や衣装の原画、人形、衣装などを目にすることができる。
企画展「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」
会期:2025年1月25日(土)~4月6日(日)
会場:群馬県立館林美術館 展示室2~4
住所:群馬県館林市日向町2003
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(2月24日(月・振)は開館)、2月25日(火)
観覧料:一般 830円(660円)、高校・大学生 410円(320円)
※( )内は20名以上の団体割引料金
※中学生以下、障害者手帳などの所持者および介護者1名は無料
※65歳以上の群馬県在住者は、平日のみ2割引
【問い合わせ先】
群馬県立館林美術館
TEL:0276-72-8188