劇場版『ONE PIECE STAMPEDE(ワンピース スタンピード)』が、2019年8月9日(金)に公開される。
2019年で放送開始20周年の大きな節目を迎えるアニメーション版『ONE PIECE(ワンピース)』。その劇場版シリーズも、直近の長編劇場版3作品の興行収入が『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』(2009)で48億円、『ONE PIECE FILM Z』(2012)で68.7億円、『ONE PIECE FILM GOLD』(2016)で52億円、シリーズ13作品の累計では300億円以上と、コミックスに劣らない大ヒットを記録している。
そして、前作から3年の時を経て公開される劇場版最新作『ONE PIECE(ワンピース)』14作目のサブタイトルは、“熱狂的行動”“殺到”“暴走”を意味する「STAMPEDE(スタンピード)」。「海賊の、海賊による、海賊のための世界一の祭典 海賊万博」が舞台だ。
海賊万博での目玉イベントは「海賊王(ロジャー)の遺した宝探し」。宝を手に入れ名を上げたい海賊たちが、お宝争奪戦をスタートさせる。
劇場版『ONE PIECE STAMPEDE(ワンピース スタンピード)』の魅力は、歴代最大数のキャラクターが登場すること。すでに発表ずみの総勢38キャラクターに加えて、スクリーンで初めて明らかになる『ONE PIECE(ワンピース)』の仲間たちも。その数200超え。人気キャラクターの夢の競演は、ワンピースファン必見だ。
「祭り屋」と呼ばれる万博の主催者ブエナ・フェスタからの招待状を手にしたルフィたち麦わらの一味。サンジ、ゾロ、ナミ、ウソップ、チョッパー、ロビン、フランキー、ブルックを乗せたサウザンドサニー号が向かったのは、海賊の祭典「海賊万博」だ。
導かれるまま会場に向かうと、そこにはたくさんの海賊たちの姿が。パビリオンが所狭しと並んだ華やか空間会場には、麦わらの一味、麦わらの一味傘下の海賊をはじめ、“最悪の世代”キッドやベッジ、ホーキンス、ボニーなどが集結している。全員の目的はただ一つ、海賊王(ロジャー)が残した宝を手に入れること。
宝探しをスタートさせたルフィたちの前に、恐るべき脅威として立ちはだかるのはダグラス・バレット。ダグラスは、元ロジャー海賊団の船員であり「鬼の跡目」と呼ばれた人物だ。
若くして英雄と呼ばれるほど戦場で活躍した軍人だったが、とある事件をきっかけに軍部を辞任。その後、ロジャーの強さに憧れて、ロジャー海賊団の船に乗るも、ロジャー亡き後、まわりの武器などあらゆるものを合体させ、変形させる能力を保持して、進化していた。
ダグラス・バレットを前に、王下七武海“海賊女帝”ハンコック、“千両道化”バギー、“世界最強の剣士”ミホークも召集。海賊、海軍、革命軍まで全精力が集結し加速する戦乱に、“元王下七武海”クロコダイル、“革命軍参謀総長”サボ、“CP-0”ロブ・ルッチまでもが姿を現し、お宝争奪戦と海賊万博は予測不能な大混乱へと陥って行く。
劇場版『ONE PIECE STAMPEDE(ワンピース スタンピード)』の公開を控えて、主人公ルフィの声を担当する声優・田中真弓にインタビューを実施。アニメ放送開始から20周年を迎えたアニバーサリーイヤーを祝して、これまでのルフィとの思い出やワンピースへの思いについて話を聞いた。
Q.アニメ放送開始から20周年。ルフィは、この20年でどのような成長をとげていますか。
2017年から2019年にかけての2年間は、ルフィを含めて麦わらの一味が明らかに成長したのを感じています。ルフィは、元々男らしいキャラクターでしたが、見た目もより男っぽくなり、かっこよくなりましたよね。
精神的な面でいえば、かけがえのない兄弟エースを失った。大切な人を失くすことで人は成長するということ、そして人の成長そのものをルフィを通して学びました。