ファッションやアート、音楽など様々な形で最先端のカルチャーを発信するメゾン キツネ(MAISON KITSUNÉ)と、多くの芸術家達が愛し、作品の題材ともなったスピリッツ「ペルノ アブサン」がコラボレーションでコレクションを制作。2013年春夏ニューヨークファッションウィーク期間中の2012年9月8日に発表する。
同時に、ペルノ アブサンが誕生した年である1805年を記念した、1805本の限定ボトルも登場。パリファッションウィーク期間中、パリのセレクトショップのコレットで展示・発売される。日本では2012年11月頃発売を予定している。
ペルノ アブサンとは、1805年にフランスで誕生し、ランボーやロートレック、ゴッホやピカソなどにも愛されたお酒。カフェでアブサンを楽しむ時間は「緑の時刻(グリーンアワー)」と呼ばれ、特に詩人やアーティスト達の間では、パリのカフェのテラスでアブサンを飲みながら会話することが儀式となったほど。1912年に事業回復を狙うワイン業者と中毒を懸念する激しいい運動によりその生産が禁止となってしまっていたが、21世紀に入りようやく解禁され、ペルノ アブサンも当時のままのアブサンの生産を再開した。そして、100年の時を超えて復活したアブサンは、再び世界中のアーティストに影響を与える存在となった。
このコラボについてメゾン キツネのジルダ・ロアエックは次のように語る。「キツネとアブサンが同じような考え方、技術へのアプローチ、伝統的なものを継承しているという点で通じるものがある、ということが明確になりました。限定ボトルをデザインできることは楽しみである一方、お酒からインスパイアされた、ハイエンドな服をデザインすることは大きな挑戦でした。しかしペルノ・リカール・グループは我々に対し自由を与えてくれたので、結果的にとても楽しめました。魅力ある長い歴史を持つお酒からインスパイアされた特別なアイテムを作れることにとても情熱を感じ、光栄に思います」
さらにコレクション発表と同時に、メゾン キツネが映像とサントラを手掛けるショートフィルムを、オンラインとインディペンデントシアターで公開する。