トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)は、2019年春コレクションをフランス・パリで2019年3月2日(土)に発表した。
モンテーニュ通りのシャンゼリゼ劇場が、一晩限りトミー ヒルフィガーのディスコへと様変わり。ブランドカラーであるレッド、ブルー、ホワイトのネオンでランウェイは囲まれ、エキサイティングな空間が広がっていた。
今季の着想源は70年代。ファンキーなディスコミュージックとともに、ファッションショーの前には、ダンサーたちのパフォーマンスを実施。足元には、70年代の象徴の一つであるローラースケートを纏い、思い思いに“踊り狂う”男女たちが入り乱れる。そこから70年代への“タイムトラベル”がスタート。
コレクションでは、オフィス・余暇・パーティーまで、様々なシーンに寄り添ったアイテムを展開。モデルの体型も様々で多様性に富んだ世界観が表現されている。
多用されたのはボーダーやストライプなどのグラフィカルパターン。バーガンディ×ホワイト、ブラック×ホワイトのシックなカラーリングの模様がロングドレスやインナートップス、スイムウェアの上にのっている。トミー ヒルフィガーのアイコニックなデニムから、濃淡異なるデニム地を引っ張り、ストライプ柄に仕上げたパンツも登場した。
また、ディスコシーンに相応しい“キラキラ”と輝くメタリックカラーも印象的。ストライプ柄のグリッターパンツやミディ丈のスカート、ラメ入りのジャンプスーツなどが提案された。
ショーではアメリカのシンガーソングライター、ゼンデイヤ(Zendaya)とコラボレーション。フィナーレにゼンデイヤ本人がランウェイに現れ、パフォーマンスする姿も見られた。なお、トミー ヒルフィガーはこのショーでsee now buy nowを実施。ショー会場では、Tシャツやローラースケートが販売されていた。