ザラ(ZARA)が、銀座店を2012年9月6日(木)にリニューアルオープンした。NY店に続き2店舗目、アジアでは初の新コンセプトを採用したショップは、銀座の目抜き通りに面した4階建て。900㎡超の広々としたスペースには、20以上のフィッティングルームも備えている。また、エネルギー消費量を30%節約したり、インテリジェンス照明を採用したりするなど、エコフレンドリーな店づくりがなされている。
モダンでエレガントな内装は、50人もの建築家を抱えるZARA本社のチームが手掛けている。訪れた客が豊富なアイテムの中でスムーズにショッピングを楽しめるよう、さりげなく誘導する仕掛けがそのデザインに施されている。
1、2階はレディースフロア。今季のトレンドである"ボルドー"、"ゴシック"、"異素材ミックス"をキーワードにペプラムがポイントのアシンメトリーなデザインや、レースとレザーを組み合わせたアイテムが並ぶ。素材にもデザインにもラグジュアリー感を意識したのがポイント。リアルレザーのバッグや靴などアクセサリーも充実している。
3階はキッズ&ベビーのフロア。トレンドを取り入れた大人顔負けのデザインが好評だ。国内5店舗のみで取り扱うベビーウェアは銀座ならではのスタイリッシュなアイテムを揃えている。
4階はメンズフロア。クラシックとトレンド意識した商品構成となっている。パーティーフォーマルからビジネスまで対応するアイテムがワンフロアで揃う。中でも注目の「NYコレクション」のアイテムは世界で30店舗のみ、日本では銀座店と渋谷店のみでの取扱い。ハイクオリティな素材と縫製で、イタリアンウールのジャケットやファインゲージのシャツ、オールハンドメイドの靴など、大人の男性のためのこだわりのアイテムを展開している。その他、2013年春夏のトレンドをいち早く取り入れたカモフラ柄のデザインや、人気のナポレオンジャケットもおすすめ。スーツはアジアンフィットと呼ばれるシルエットで、日本人の体形にも合うように計算されている。
アパレルの製造メーカーとしてスタートし、1975年に初のショップをオープンしたZARAは現在5大陸に進出し、世界中に5800店舗、日本では80店舗を展開し、急成長を遂げている。
そんなZARAのビジネスの秘密を、ZARAや「ベルシュカ(Bershka)」を展開するINDITEXのCOO(広報本部長)、Jesus Echevarriaはこう語る。「すべての始まりはお客様の意思決定にあります。ショップでのセールス分析は毎日本社に伝えられ、デザインチームはそれをベースに新しいデザインを生み出していきます。2週間で新しい商品がショップに届く仕組みです。ショップには1週間に2回新商品が届きます。ショップから本社へのオーダーは発注から2時間以内に本社でまとめられ、発送準備が整ってから48時間以内で世界中のどこでも届けられるのです。常に変わるトレンドを追いかけるには、お客様との関係が鍵となります。お客様があってこそのビジネスモデルなのです」
【ショップ情報】
ZARA 銀座店
オープン日 : 2012年9月6日(木)
住所 : 東京都中央区銀座7-9-19
TEL : 03-3571-3311
売場面積 : 900平方メートル
フロア構成 : 1-2Fレディス、3Fキッズ・ベビー、4Fメンズ