アメリカ西海岸発の人気ストリートブランド「ステューシー(STUSSY)」の新宿店「STUSSY SHINJUKU CHAPT」が移転リニューアルした際に誕生したギャラリーで、写真家・森山大道の写真展が2012年9月22日(土)から10月8日(月)まで開催される。
新宿の路上で多くの作品を撮り続ける森山大道。そして創業以降、あらゆるカウンターカルチャーをその背景としながらTシャツを媒体としてアートを発信し続けてきた西海岸生まれのステューシー。この2者が新宿という共通項で結びつき、「新宿」をテーマに今回の写真展が開催されることになった。
本展では、「新宿」を題材とした様々なモノクロ作品や未発表含むカラー作品に加え、1973年に森山大道が「新宿25時」と題して記録していた映像作品をインスタレーションとして上映する予定となっている。またこのコラボレーションを記念したTシャツも発売。
なお写真展は新宿で開催された後、福岡、大阪と巡回して開催される。
【写真展情報】
STUSSY×DAIDO MORIYAMA “SHINJUKU” PHOTO EXHIBITION
■2012年9月22日(土)~10月8日(月)
場所 : 東京・ステューシー新宿チャプト
住所 : 東京都新宿区新宿3-23-5
■2012年10月13日(土)~10月28日(日)
場所 : 福岡・ステューシー福岡チャプト
住所 : 福岡市中央区大名1-13-21 モンブランSEKIビル1F
■2012年11月03日(土)~11月18日(日)
場所 : 大阪・ステューシー大阪南チャプト
住所 : 大阪府大阪市中央区西心斎橋1-7-9
【プロフィール】
DAIDO MORIYAMA / 森山 大道(もりやまだいどう)
1938年大阪池田町生まれ。フリーの商業デザイナーを経て、写真家・細江英公のアシスタントを務め1964年に独立。1968年、ブレ・ボケ・アレと称される前衛的写真の先陣を切り、『にっぽん劇場写真帖』(室町書房)を発表。以降、写真という概念、制度の最大限までの拡張・解体を試みる。かつてより世界的評価も高く、1999年のサンフランシスコ近代美術館を皮切りに2年にわたる全米を回った回顧展や、2003年パリ・カルティエ現代美術館での個展など、海外でも大規模な展覧会を多数開催。2012年10月10日からはテート・モダン(ロンドン)にて「William Klein / Daido Moriyama」が開催される予定。
URL : www.moriyamadaido.com