2012年9月16日、ロンドンファッションウィークでポール スミス(Paul Smith)が2013年春夏コレクションを発表した。 会場は、数多くのファッションデザイナーを輩出してきたロンドン芸術大学セントラル・セント・マーティンズの新校舎。
注目なんといってもカラーブロッキング。赤、白、黒、オレンジ、カーキなどがコンテンポラリーアートのように組み合わされた。ファーストルックはモノトーンの花柄とベージュの切り替えブラウス。そして真紅のパンツというコーディネート。その後もレースや花柄をとりいれながら、色が主役のスタイルが続く。
アイテムは、テーラードジャケットやクロップド丈のパンツなど、マニッシュなハンサムウーマンのワードローブを展開。プリーツスカートの深いスリットや、ジャケットのシースルーの袖で、さりげなくセクシャリティをプラスしている。その他、レトロなマルチボーダーやジップアップのブルゾン、レギンス風パンツなどスポーティーな要素も。
アート、フラワー、そしてスポーツと、ポール スミスのシグニチャーにあふれながら、また新たなブランドの魅力が引き出されたコレクションだ。