東京ディズニーランドでは、平成の30年間でゲストたちをあっと驚かせるようなコンテンツを多数展開してきた。チャーミングなデコレーションや風変りなパレードなど、これまで東京ディズニーランドが届けてきたおもしろコンテンツを振り返る。
平成2年スポーツの秋をテーマに、東京ディズニーランドで開催された「ミッキーマウス・スポーツフェスティバル」では、シンデレラ城付近に巨大なバルーンのデコレーションが登場。野球やボクシングのグローブ、アメリカンフットボールのヘルメット、バスケットボールを背景に、ゲストたちは記念撮影を行っていた。
また、あわせて、「ディズニー・スーパースターズ」と題しミッキーマウス率いるミッキーチームと、フック船長率いるフックチームが、さまざまなスポーツをテーマに熱い対戦を繰り広げるショーも実施した。
平成5年には、東京ディズニーランド開園10周年を記念し、シンデレラ城の形をした大きな熱気球が姿を現した。パーク上空に熱気球は、開園1時間半前の午前7時にゲストパーキングから上げられていた。
東京ディズニーランド中が、ミッキーだらけになった平成7年のスペシャルイベント「ミッキー・マニア」の「ミッキー・マニア・パレード」。ミッキーのキャップやグローブ、シューズなどが登場し、さまざまなミッキーのモチーフで飾られたフロートと一緒にユニークなパレードが披露された。
ディズニー映画「リロ&スティッチ」に登場するスティッチが、とカラフルな落書きでスティッチ流のおもてなしをしてくれた平成18年。パーク内には“ハチャメチャ”なデコレーションが施され、「白雪姫のグロット」では七人のこびとたちにまざってスティッチが登場していた。
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シンデレラ城にプロジェクションマッピングを投影するナイトエンターテイメント「ワンス・アポン・ア・タイム」の特別版として、平成27年には「ワンス・アポン・ア・タイム~スペシャルウィンターエディション~」が開催された。内容を一部変更し、『アナと雪の女王』をイメージした新たなシーンを挿入。アナが久しぶりに外の世界と接触できる特別な1日に、新たな出会いを期待して「For the First Time in Forever」を歌うシーンや、エルサがありのままで生きていく決意を「Let It Go」に乗せて歌うシーンなどを上映した。
平成28年には、“東京ディズニーリゾートに遊びに来た、おしゃれでファッショナブルな女の子”をテーマにした、東京ディズニーリゾート初の「ファッションドール」が登場した。リアルな表情に加え細部にまでこだわった衣装と、様々なポージングがとれるしなやかな体が特徴で、ミニーマウスやデイジーダックなどのキャラクターをモチーフにした全4種が展開された。
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また、同年には、映画『スター・ウォーズ』シリーズの世界を体験できるアトラクション「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」では、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開にあわせて、作品に登場する新たなキャラクターや象徴的なシーンなどが加えられたスペシャルバージョンが限定公開された。
イースターエッグを作るマシンから、次から次へと誕生した好奇心いっぱいな“うさたま”たちがパーク中に大脱走。平成最後にドタバタ大脱走を繰り広げるヘンテコ楽しい「ディズニー・イースター」は開催中だ。
東京ディズニーリゾートは、ディズニー/ピクサー映画『トイ・ストーリー4』公開に先駆け、映画の世界が楽しめるプログラム「ファンタイム・ウィズ・トイ・ストーリー4」を2019年6月14日(金)から9月1日(日)まで開催。期間中は、映画に登場する新キャラクター“フォーキー”が登場する体験プログラムのほか、フォトロケーションの設置、グッズやフードメニューの販売を行う。
2019年7月9日(火)からは、夏のスペシャルイベント「ドナルドのホット・ジャングル・サマー」を開催。6年ぶりにシンデレラ城前で公演する夜のショーでは、東京ディズニーランドに出現したカラフルでポップなジャングルを舞台に、ディズニーの仲間たちが熱気あふれるステージを繰り広げる。また、お昼はディズニー映画『ズートピア』のジュディ・ホップスとニック・ワイルドと一緒に、大量の水しぶきを浴びながら楽しめる「ジュディとニックのジャンピン・スプラッシュ」を実施する。