Q.King Gnuの活動が乗っているなか、ソロ活動を新たにスタートした意図は?
millennium parade (ミレニアム・パレード)は、King Gnuの対極まではいかないけど、やっている音楽が全然違う。
というのは、King Gnuは歌謡曲なんです。作る視点だったり、目指している先が。音楽にいろんな要素があるとして、King Gnuを聴くときには、メロディー・声っていうものがとても面積を占めるというか。J-POPのマナーですね。
millennium parade (ミレニアム・パレード)は、新しい音楽表現の追求に特化しています。
リスナーの視点でいえば、King Gnuは音楽に対してライトな人達にも届いて欲しい。例えば、田舎の学校とかでも歌われて欲しい。反対に、millennium parade (ミレニアム・パレード)は、もっと俺自身だったり、自分の周りの仲間達のカルチャーや価値観、美意識を色濃く出していきたい。
Q.King Gnuとミレニアム・パレードでは目指している先も異なりますか?
はい。King Gnuでいうと、観客含めてライブ会場みんなで大合唱できるもの。これが、次の作品のテーマ、次のアルバムの柱になってくるかな。
millennium parade (ミレニアム・パレード)はもっと尖ったアート表現って感じ。この前は3Dメガネをお客さんに配布して3D演出をバキバキにやってみたりね。
音楽だけじゃなくて演出込みでのバンドとして、ジャパニーズカルチャーを発信するような存在でありたい。今後はもっと発展させて、世界規模で発信したいと思っています。
Q.ライブ演出も常田さんがディレクションされているのですね。
ペリメトロンのチームみんなで作っています。millennium parade (ミレニアム・パレード)のライブは、東京の街並みをイメージしているので、いろんな文化が溢れている“ごった煮”な感じを”Tokyo Chaotic”を一つのテーマに掲げて、そのコンセプトのもと、ペリメトロンのチームみんなで作りました。
Q.ところで、ライブ衣装は自前ですか?スタイリストさんが付いていますか?
個人の裁量です。なので「また同じ服着てる」ってよく言われますよ。お金もらってないのかなって(笑)。
Q.ライブ用の勝負服はあるんですか?
ずっとスウェット(笑)。あんまり、家と恰好を変えたくないって思っていて。俺は、ステージ上でも普段通りのマインドで音楽をやりたい。動きやすいし寝れて、家の姿のままステージにも立てるスウェットが好きなんです。
メンバーはそれぞれかな。ドラムの勢喜はなぜか靴を2個も持ってきていますし、ベースの和輝は本番前にヴィンテージのシャツに着替える。ボーカルの理はリハから汗だくで、本番もその濡れたままでいく。色気にもつながる“濡れ”でいくのがスタイルなんですかね(笑)。においが懸念点ですね。オイニーが。
Q.好きなブランドはありますか?
アディダス(adidas)を着用することが多いですが、最近だとファセッタズム(FACETASM)が好きです。
Q.今日はサングラスを着用されてますね。
サングラスは好きで、10個以上持っている。マイキータ(MYKITA)とかサヴィル・ロウ(SAVILE ROW)とか。ヴィンテージのも持っていますね。
Q.ファッション、物を選ぶこだわりは?
基本的に質のいいものが好き。ずっと着れるものが好きで、欲しいと思ったら買います。ファッションだと、サングラス以外に集めているものはないんですけど…。
あと車!好きなんですよね。10代の頃、ラシーンっていう日産の車に乗っていたんですけどお金が無さすぎて手放しちゃったんですよね。なので、そろそろ欲しい。角ばって四角くて、昔の政治家が乗っていたような渋い旧車とかね。
【ライブ&新曲情報】
millennium parade (ミレニアム・パレード)2ndシングル『Plankton(プランクトン)』
リリース配信日:2019年6月28日(金)
URL:https://aoj.lnk.to/plankton