マーベル・スタジオの最新作となる映画『エターナルズ』が、2021年11月5日(金)に公開される。
MCUにとって新たな“区切り”のスタートとなる「フェイズ4」を構成する作品群の中で、まず最初に発表されたのが本作『エターナルズ』。百万年前に地球にやってきた、宇宙の始祖的存在であるセレスティアルズ(Celestials)が遺伝子操作で生み出したエターナルズ(Eternals)たちと、その相対物であるディヴィアンツ(Deviants)の戦いを描く作品で、前者が地球の防衛者であり、後者がいわゆるヴィランにあたる。
物語の舞台は『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後。宇宙最凶最悪の敵・サノスを超える未曽有の脅威が人類に迫るとき、エターナルズがついに姿を現し、マーベル史上最大スケールの戦いを繰り広げる。
セレスティアルズにより誕生したエターナルズは、不死身に近い身体と不屈の精神力を持つスーパーヒーロー。あらゆる方法を用いても彼らを物理的に傷つけることは難しく、また、たとえ傷を負ったとしても、それをすぐさまに修復することができる。
その超人的な力に加え、読心・マインドコントロール、爆風や熱波の放射、飛行、テレポートなど、様々な能力も保持する。特定の能力を選んで注力することで更なる力を得ることも可能で、エターナルズによってそれぞれ異なる個性を持っている。ちなみに、アベンジャーズに登場するサノスの父親は、アラースと呼ばれるエターナルズの一人である。
特報にもある「我々はずっとこの星を見守り人類を導いてきた」という言葉の通り、紀元前ともおぼしき太古の地球で人々が生活する様子から始まる映像からは、アベンジャーズが戦ってきた現代よりも、はるか昔からエターナルズが存在していることもうかがえる。
一方でディヴィアンツは、エターナルズと同じくセレスティアルズから生み出された存在ではあるものの、遺伝的に不安定であり、非常にグロテスクな見た目を持つ正反対の存在。物語の過去、18,000年前のセレスティアルズの来訪時には、生みの親である彼らを攻撃。この際に反撃を受けて敗れて以来、地下に潜んでいた。
本予告映像では、エターナルズが数千年の時を経て、再び集結する理由が明らかになる。アベンジャーズは、サノスによって半分になった人口を復活させたが、人類復活により新たな脅威が地球に迫り、エターナルズの再集結が余儀なくされることなる。その時すでに、地球滅亡までに<エターナルズ>に残された時間はわずか7日間だった…。
また、映像では地球を見守り続けてきたエターナルズメンバー能力を垣間見る事ができる。アベンジャーズをも超越する存在であるエターナルズの全貌が遂に明らかになっていくーー。
キャストは、10年ぶりのアクション映画出演となるアンジェリーナ・ジョリーをはじめ、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズのリチャード・マッデン、『新感染 ファイナル・エクスプレス』などのマ・ドンソら豪華面々が名を連ねる。
セルシ役:ジェンマ・チャン 声優:恒松あゆみ
チームをまとめる中心メンバー。現在は博物館で働きながら、人間の男性デインと交際中。しかし、かつての恋人イカリスの事を何世紀も愛し続けている。感情を持たない物質を別のもの変換する能力を持つ─。
イカリス役:リチャード・マッデン 声優:川田紳司
高潔でカリスマ性をもち、任務に対する責任感も強い最強の戦士。その責任感ゆえにチームと衝突する事も。かつてセルシとは恋人同士だった。地球に迫った脅威を止めるため〈エターナルズ〉を結束させようとするが─
セナ役:アンジェリーナ・ジョリー 声優:深見梨加
チームで最も危険な女戦士。テレパシー能力や、自分の頭に浮かんだどんな武器であっても、生み出すことのできる能力を持つ。誰よりも戦う事を愛する彼女は、不愛想で他者に心を開かない。
エイジャック役:サルマ ハエック 声優:戸田恵子
太古の時代から現代まで常に地球と人類を見守り、彼らが無事に暮らせるように活動してきた。〈エターナルズ〉導いてきた精神的なリーダーでセルシ、イカリス、スプライトにチームの再集結を命じる。癒しの能力を持つ─
キンゴ役:クメイル・ナンジアニ 声優:杉田智和
最も陽気な性格を持つメンバー。地球で人間たちに紛れ人知れず暮らすことを求められているが、何世紀にも渡って目立ちたい、有名になりたいという願いを抱き、現在はインドで“ボリウッド”で大スターとして活躍中。