128年の歴史を持つイタリアン ジュエラー「ブルガリ(BVLGARI)」の世界最大の旗艦店、ブルガリ銀座タワーの5周年を祝して、2012年11月10日(土)から12月30日(日)まで歴史的名コレクション約90点を紹介する「イタリア至高の輝き展」が開催される。
日本初公開となるエリザベス・テイラーの遺品であるプライベートコレクションや、普段ローマ本店に収蔵されている稀少なアーカイヴから約90点を公開。さらに古代ギリシャ・ローマ文化のDNAを色濃く受け継ぐブルガリにとって、まさにアイコンとも言える「セルペンティ」(ヘビ)や、古代のコインをあしらった「モテーネ」などの歴代作品も多数登場する。
ブルガリタワー内の4階と8階にそれぞれ、異なるコレクションが展示。普段は一般公開されていない4階・特別エリア「サローネ コンドッティ」では、エリザベス・テイラーのジュエリーコレクション8点が日本初公開。ローマ本店の雰囲気が再現され、コリント式の支柱やギリシャ天文学に由来する8ポイントのスターモチーフ、2頭の竜を抱く大理石のテーブルなどがディスプレイされた、荘厳でラグジュアリーな空間だ。
また、会場ではエリザベス・テイラーの映画上映も実施。ハリウッドのグラマラスな女優というイメージが強いものの、ジュエリーコレクションのほとんどを自分で購入して楽しんだと言われる彼女。そんな強くも美しい自立した生き方にもぜひ想いを馳せてみてほしい。
8階では、約80点のアーカイブピースを紹介。希少な「ブッダ」コレクションや、国際的にも注目を集める気鋭の若手アーティスト・松尾高弘によるインタラクティブ・アートとのコラボレーション作品も登場する。いつもは静かにそこに佇み輝きを放つジュエリーに人が近寄ったり、手をかざすことで映像や音が加わって「動き」が生まれる様は、まるで極上の宝石に出会ったときの驚きや感動の一瞬が表現されているようだ。
2012年11月9日(金)には、同年2月にブルガリファミリー以外から初のブルガリ・グリープCEOに就任したマイケル・バーグが初来日。展覧会開催への喜びを次のように語った。
「ブルガリのモダンデザインが詰まったこのタワーで展覧会を開催できることを嬉しく思っています。創業から約130年、3世紀に渡って受け継がれてきたスタイルや、革新的なクリエイティビティ、文明の進化そのものをご覧いただけるはずです。」
またCEO自身、この展覧会に大きな期待を寄せているようだ。
「ファッションを勉強している人にぜひ見てほしいですね。ランウェイショーやモデルといった言葉はファッションへの憧れをかき立てますが、伝統を受け継ぎながらも革新を絶やさないデザインにはそれ以上の意味があることを知ってほしいのです。ラグジュアリーブランドは、社会的な主張をしなければ存続していきません。そうした我々の過去を、ジュエリーコレクションを通じて興味深く紹介できると考えています。」
ラグジュアリーブランドやファッションに関わる人すべてに、喜びと刺激に満ちたクリエイションのパワーをぜひ感じてほしい。
【展覧会概要】
会期:2012年11月10日(土)~12月30日(日)
※11月11日、13日、19日、20日、24日、12月4日、8日については営業時間が異なるため、詳細について要問い合わせ
時間:11:00~20:00
会場:ブルガリ銀座タワー4F サローネコンドッティ及び、8F プライベートラウンジ
住所:東京都中央区銀座2‐7‐12
【問い合わせ先】
ブルガリ ジャパン
TEL:03‐6362‐0100