2012年12月14日(金)、阪急うめだ本店にポップアップストアをオープンし、日本での本格展開をスタートするラグ & ボーン(rag & bone)のデザイナー デヴィッド・ネヴィル(David Neville)とマーカス・ウェインライト(Marcus Wainwright)が来日。15日(土)には阪急うめだのポップアップストアにも来店する。その前に伊勢丹新宿店リ・スタイルのアートフレームにて、今後の展望やバッグラインなどについて語ってくれた。
ラグ & ボーンの2013年春夏コレクションのアイデアソースは、スケートボーダーやパリのダカール・ラリーなどの砂漠のアウトドアスポーツ。トライバルやミリタリーの要素を取り入れたタフなイメージのコレクションだ。マーカスがデザイン、デヴィットがビジネスと役割分担してビジネスを進めている。
2004年のブランドスタートから変わらないビジョンは?
コンセプトとしてクラフトマンシップ、オーセンティック、耐久性などのクオリティと、袖を通したときの美しさを重要視しており、ファッション性は二の次。洋服は美しく、長く着られるべきだと考えている。
生産背景についても教えて下さい。
工場の関係でセーターなど一部はアジアだが、コレクションアイテムはN.Y.で製作しているし、ジーンズは全てL.A.。アメリカとアジア、半々で生産している。
アジアのマーケットをどのように考えていますか。
テイストやシルエット、スタイル、性別感は明らかに国々で違い、日本の女の子はまた違った着こなしをしているから、それに合わせた手法を意識しなければいけないと思っている。洗練し、成長させていかなければならないと思っている。メガ・ブランドになることを意識する訳ではないが、日本や韓国のオリジナリティのあるマーケットは魅力的だよ。