長編アニメーション映画『さよなら、ティラノ』が、2021年12月10日(金)より、新宿バルト9ほかで全国公開される。
原作は、『ずっとずっといっしょだよ』をはじめとする、宮西達也の絵本作品“ティラノサウルスシリーズ”。ユニークな恐竜たちを主人公にした、累計200万部を超えるヒットシリーズ作品で、子供から大人まで幅広い世代に愛され続けている。
今回そんな人気絵本シリーズの映画化は、劇場版『名探偵コナン』シリーズを多く手掛ける静野孔文監督と、アニメーションスタジオ・手塚プロダクションがタッグを組んで実現。また坂本龍一が音楽を担当し、優しい音色で物語を包み込む。
公開された予告編では、坂本龍一が手掛ける音楽を一足早くチェックすることができる。エンディング曲には、ハナレグミ&コトリンゴが歌う『楽園をふたりで』を起用。
映画で描かれるのは、地上最強なのに暗闇が怖いティラノサウルス・ティラノと、飛べないプテラノドンの少女・プノン、そして親とはぐれてしまったトリケラトプスの子ども・トプスが、天国を求めて旅立つ、“絆と友情”のアドベンチャーストーリー。三木眞一郎、石原夏織、悠木碧といった人気声優キャストが集まり、親しみやすいキャラクターたちに命を吹き込んでいく。
物語に登場する、個性豊かな恐竜たちを紹介。
ティラノ(声:三木眞一郎)
誰もが怖れる肉食恐竜だが、ある出来事がきっかけで友を亡くしてから肉食をやめ、“赤い実”を食べるようになったティラノサウルス。ゴッチとルッチに追いかけられるプノンを助けたことをきっかけに、彼女と一緒に赤い実が豊富な「天国」への旅に出る。
プノン(声:石原夏織)
翼があるが飛ぶことのできない、いつも元気なプテラノドンの女の子。お母さんとの約束で「天国」を目指して旅をしている。ゴルゴに襲われ飛んで逃げる際、弟を落としてしまった事から飛ぶことが怖いと思っている。
トプス(声:悠木碧)
ひとり、家族と生き別れになったトリケラトプスの子供。赤い実しか食べないと言うティラノとプノンを信じていて、2人を「天国」に案内する。お母さんが大好きで甘えん坊。
ゴルゴ(声:小西克幸)
ティラノと並ぶ大きな体をもち、多くの恐竜たちから怖れられているボス恐竜。「天国」をわが物にしようとしている。ティラノやプノンとも過去に関わりがあるようだ。