2013年3月17日(日)に開幕した、メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京 2013-14年秋冬(Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2013-14AW)。第1日目には、今回を最後に活動休止宣言をしているマスターマインド・ジャパンが最後のウィメンズのショーを披露。第2日目にはDHLファッションアワードを受賞したクリスチャン ダダをはじめ、ミントデザインズ、ドレスドアンドレスドなど、世界の市場に向けて一段と活躍の幅を広げる日本人デザイナーのブランドが2013-14年秋冬コレクションを発表した。
第3日目の3月19日(火)には、アンリアレイジが「色を脱いだり、色を着たり」というテーマで、色の既成概念を壊す革新的なコレクションを披露。光にあたると色が変化する分子を使い、モノクロがカラーに変わる瞬間の感動を、服で表現した。
インクジェットと伝統の職人の技を融合させたアライサラ、桐生など日本の伝統的な織物の産地での新しいテキスタイルづくりと、コンテンポラリーなバランス感で進化するミントデザインズ。日本だからこそできるテクノロジーと伝統芸の出会いが、新しいファッションを生み出している。
エモモナキア ( et momonakia ) は「女の戦い」がテーマ。多用されたリボンモチーフも、スイートな印象を抑えたブラックで、なおかつシャープで直線的なシェイプが採用されている。
エモモナキア 2013-14年秋冬コレクションをチェック
http://www.fashion-press.net/news/6348
ヒスイ ( HISUI ) 翡翠は、ダーウィンの『種の起源 』がテーマ。私たちが生きる「現在」は本当の進化といえるのか。私たちは近年、機能性や利便性にばかり目が行っていないだろうか。デザイナー伊藤弘子の疑問を形にしたコレクション。
翡翠の2013-14年秋冬コレクションをチェック
http://www.fashion-press.net/news/6350
ミントデザインズ ( mintdesigns ) は発想やイメージが起きた瞬間、異なる要素が合致した時の喜びをデザインに。アジアの市場も視野に入れ、より自立した大人の女性のための服作りを意識し始めている。
今季はアジア人デザイナーのブランドとして初めて、イタリアのシューズブランドカンペールとコラボレーションした。
ミントデザインズ 2013-14年秋冬コレクションの全ルックをチェック
http://www.fashion-press.net/collections/1859
アリスアウアア ( alice auaa ) は、ギリシャ神話から、蜘蛛に変えられてしまった乙女にインスパイアされたコレクション。
パワーショルダーや丈感などのシルエットやファーで、神話に潜むダークネスを美しく表現した。
アリスアウアア 2013-14年秋冬コレクションのレビューをチェック
http://www.fashion-press.net/news/6345
コトゥー ( COTOO ) は日本人女性に似合う「かわいい」を上品に美しく。「女性が強い時代は良い時代」とデザイナーの林秀三。どこか凛とした意志の強さを感じさせる、ノーブル&フェミニンなコレクションとなった。
コトゥー 2013-14年秋冬コレクションのレビューをチェック
http://www.fashion-press.net/news/6322
アライサラ ( araisara )
「世紀をまたいで残る物は、強く美しい。知的で自分らしく、強い女性像を作り上げた」とデザイナーの荒井沙羅は語る。
コスモスの花、ベルトのディテールという相反する要素を掛け合わせることで、進化した美しい女性像を打ち出した。
アライサラ 2013-14年秋冬コレクションのレビューをチェック
http://www.fashion-press.net/news/6341