写真集『世界の宮殿廃墟 華麗なる一族の末路』が、2020年8月24日(月)より発売される。
『絶対に住めない 世界のゴーストタウン』『絶対に出る 世界の幽霊屋敷』に続く、廃墟シリーズ第3弾は、栄光から没落へと至った世界各地の宮殿・豪邸の廃墟にフォーカスを当てる。
南北アメリカ大陸からヨーロッパ、アフリカ、中東、アジア太平洋地域まで、世界各地で見つけた宮殿廃墟を136ヶ所一挙まとめて紹介する。中には、元イラク共和国の大統領サダム・フセインの家や、ハイチ ポルトープランス大統領宮殿など、かつて成功者らが贅を尽くして建てた豪邸の姿も。
大富豪の豪邸や別荘、中世から近世にかけ繁栄を極めたヨーロッパ諸国の王侯貴族らによる宮殿が、時を経て変化していった姿を写真とともに綴る。
見どころの一つとなるのが、東ヨーロッパ各地に残る宮殿廃墟。これまでベールに包まれ、知られることの少なかった、アブハジア・スメツキー公の宮殿やポーランド・ボシュクフ宮殿なども特集する。巻末には、書籍内で紹介した全廃墟の位置を記した、世界宮殿廃墟マップも付属。ぜひ美しい写真とともに“廃墟の中の廃墟”と呼ばれる宮殿廃墟を巡ってみて。
写真集『世界の宮殿廃墟 華麗なる一族の末路』2,000円+税
発売日:2020年8月24日(月)
仕様:232ページ/ソフトカバー
マイケル・ケリガン著
発行:日経ナショナル ジオグラフィック社
<内容>
■第一章 南北アメリカ大陸とカリブ海沿岸
サン・スーシ宮殿(ハイチ)/パレンケ遺跡の宮殿(メキシコ)ほか
■第二章 西ヨーロッパ
ホッテンドルフ城(オーストリア)/アブレ城(ベルギー)ほか
■第三章 東ヨーロッパ
スメツキー公の宮殿(アブハジア)/ボシュクフ宮殿(ポーランド)ほか
■第四章 アフリカと中東
スワヒリ宮殿(ケニア)/アンパン男爵宮殿(エジプト)ほか
■第五章 アジア太平洋地域
ダルラマン宮殿(アフガニスタン)/ブンディ宮殿(インド)ほか
■巻末資料「世界宮殿廃墟マップ」