アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)が彫刻家・美術家の小谷元彦とコラボレーションにより作成された、期間限定のアート作品が発表された。2013年4月21日(日)まで、六本木ヒルズのアレキサンダー・マックイーン アクセサリーストアで展示中だ。
店内のゴージャスなショーケースに収められている本作品は、六本木ヒルズにオープンした、世界初のアレキサンダー・マックイーンのアクセサリー専門店のオープンを記念して作成された。
店内のショーケースに飾られたアート作品は、ブランドのシグニチャーでもあるスカーフ「God save McQueen(神よ、マックイーンを救い給え)」から着想を得て、小谷元彦がそのスカーフを聖骸布(Holy Shroud:イエスが埋葬された際に包まれていたとされる布)に見立て、芸術作品へと昇華させたもの。文字がプリントされているスカーフに白いフロック加工が施されることで描かれた抽象的な模様は何かの顔のようにも見える。
小谷は東京芸術大学で彫刻を学んだ後、多様な手法と素材を用いて従来の彫刻を覆す作品を発表してきた。その造形表現と美意識は高い評価を受け、2003年にはヴェネツィア・ビエンナーレの日本代表の一人として日本館に展示されるなど、国内外で目覚ましい活躍をしている。
彫刻家・小谷元彦がファッションブランドとコラボレーションしたのは、過去、エルメスに続き、2ブランド目。今回のアレキサンダー・マックイーンに関しては、小谷、本人の強い希望があって実現したという。
【ショップ情報】
アレキサンダー・マックイーン アクセサリーストア
東京都港区六本木10-6-3 森タワー六本木ヒルズ ウエストウォーク
TEL:03-3470-6221