リカルド・ティッシが、ビヨンセのワールドツアー「ミセス・カーター・ショー」の衣装の一部を手がけた。今回の衣装はジバンシィ バイ リカルド ティッシ(Givenchy by Riccardo Tisci)のオートクチュールとして、ビヨンセのために特別に作られたもの。
中でも、星条旗を連想させるブラックメタルのスターやスパンコール装飾を施したブラックのショート丈ケープが大きな存在感を放つ。頭にはスパンコールやストーン、クリスタルで愛称「B」が刺繍されたブラックレザーのキャット・イヤー・ハットを。手元には同様の刺繍が施されたナパレザーのグローブを採用し、さらにエッジを加えた。
また、ストレッチ・ビスコースのレオタードは、リカルド・ティッシがビヨンセのシグネチャーとしてデザインしたもの。ストーン、クリスタル、メタルスター、立体的なスパンコールのスターなどで装飾が施され、パンチ力は抜群。襟もとにクロコダイルレザーで立体的に創り出されたスターが印象的なシフォンのロングスリーブTシャツとレイヤードされ、セクシーなスタイリングに。ビヨンセのコスチュームは、リカルド・ティッシの強いシグネチャーコードと共にデザインされた。
ショーのメインとなる場面でビヨンセはこの衣装を着て登場し、彼女のヒット曲である「If I were a boy」、「Baby boy」、「Diva」などを歌い上げた。4月にクロアチアでスタートしたワールドツアー「ミセス・カーター・ショー」は、9月中旬までヨーロッパやアメリカで開催予定だ。