ミュージカル『四月は君の嘘』が2022年5月7日(土)から5月29日(日)まで東京・日生劇場で上演され、6月から7月にかけて全国ツアー公演が行われる。小関裕太や木村達成、生田絵梨花が主演を務める。東京公演の一般前売チケットは、2022年3月5日(土)より発売スタート。
『四月は君の嘘』は、新川直司が2011年から2015年にかけて講談社・月刊少年マガジンにて連載し、2012年度マンガ大賞ノミネート、2013年講談社漫画賞少年部門を受賞した人気漫画。単なる青春ラブストーリーではなく、普遍的な人間愛や音楽の魅力を綴った作品で、若き音楽家の卵たちが大切な人との出会いと別れを通して、その才能を開花させていく姿が描かれている。
2014年にはフジテレビ「ノイタミナ」枠にてテレビアニメ化、2016年には広瀬すずと山﨑賢人のW主演により実写映画化され、大ヒットを記録した。
そんな『四月は君の嘘』がついにミュージカル化されることに。キャストには、数々の映像・舞台での主演に続き、東宝ミュージカル初出演となる小関裕太や、ミュージカル『プロデューサーズ』『ジャック・ザ・リッパー』と話題作への出演が続く木村達成、ミュージカル『モーツァルト!』などで第44回菊田一夫演劇賞を受賞し、名作ミュージカル『レ・ミゼラブル』でエポニーヌ役を務めている生田絵梨花が名を連ねる。
有馬公生(小関裕太/木村達成 Wキャスト)
母の死をきっかけにピアノが弾けなくなった元天才少年。演奏に集中すると音が聴こえなくなるハンデを抱える。
宮園かをり(生田絵梨花)
圧倒的な個性を持つヴァイオリニスト。公生を再び音楽の世界に連れ戻そうとする。
澤部椿(唯月ふうか)
公生の幼馴染で、ソフトボール部の主砲。止まってしまった公生の時間を再び動かすために、かをりを手助けする。
渡亮太(水田航生/寺西拓人 Wキャスト)
公生、椿とは幼いころからの友達で、サッカー部の部長。女子に好かれる人気者で、かをりから好意を寄せられる。
楽曲は、『ジキル&ハイド』『笑う男The Eternal Love -永遠の愛-』『デスノートTHE MUSICAL』など人気作品を手掛けてきたミュージカル界の巨匠、フランク・ワイルドホーンが担当。訳詞と演出は、ミュージカル『キューティ・ブロンド』『笑う男The Eternal Love -永遠の愛-』などをヒットに導いた上田一豪が、脚本は、ジブリ映画『かぐや姫の物語』や『メアリと魔女の花』の共同脚本でも知られる坂口理子が務める。
かつて指導者であった母から厳しい指導を受け、正確無比な演奏で数々のピアノコンクールで優勝した神童・有馬公生(ありまこうせい)は、母の死をきっかけにピアノの音が聴こえなくなり、コンクールはおろかピアノに向き合うことからも遠ざかってしまう。母の死から数年後の4月。高校生になった公生は幼なじみの澤部椿(さわべつばき)を通じ、同い年のヴァイオリニスト・宮園かをり(みやぞのかをり)と出会う。ヴァイオリンコンクールでかをりの圧倒的かつ自由な演奏を聴き、公生の世界は、再びカラフルに色付き始める。
かをりは、好意を寄せる渡亮太(わたりりょうた)との仲を椿に取り持ってもらい、渡と椿の幼なじみである公生とも行動を共にするようになる。やがて公生はかをりに好意を抱くようになるが、親友である渡に気を遣ってしまい想いを伝えることができない。そして椿はそんな公生のかをりへの恋心に気付き、また自身に芽生えた公生への恋心に思い悩む。
公生のことを“友人A”と呼びぞんざいに扱いつつも、自分のコンクールのピアノ伴奏を命じるなど、何かにつけて公生を音楽の世界に連れ戻そうするかをりと、どんどんかをりに惹かれていく公生。しかし、公生が再び音楽の道に戻ろうとした矢先、かをりに大きな秘密があることを知る……。
ミュージカル『四月は君の嘘』
原作:新川直司(講談社「月刊少年マガジン」)
脚本:坂口理子
作詞・作曲:フランク・ワイルドホーン
作詞:トレイシー・ミラー/カーリー・ロビン・グリーン
編曲:ジェイソン・ハウランド
訳詞・演出:上田一豪
キャスト:小関裕太、木村達成、生田絵梨花、唯月ふうか、水田航生・寺西拓人、未来優希、原慎一郎、ひのあらた、三木麻衣子、飯塚萌木、石井千賀、片岡芽衣、柴田実奈、杉浦奎介、須田拓未、高瀬雄史、千歳ふみ、角田萌夏、露詰茉悠、中野太一、中村 翼、松村桜李、元榮菜摘、山﨑感音、山野靖博、ユーリック武蔵、吉井乃歌、吉岡花絵
※小関裕太と木村達成、水田航生と寺西拓人はWキャスト
■公演情報
<東京公演>
上演期間:2022年5月7日(土)~5月29日(日)
会場:日生劇場
一般前売開始:2022年3月5日(土)
チケット問い合わせ先:TEL 03-3201-7777
<全国ツアー公演>
上演期間:2021年6月~7月
※詳細は公式HPを要確認